数年前にさまざまなタイプの相手に対する組み手の手法の解説書を世に出した藤猪先生が、今度は体さばきを主体にした指南書を著しました。
冒頭に主な投技の解説がありますが、入門書ではないので若干助長な気がします。経験を積んだ読者は、それらの技に共通する重要ポイントに気づくべきでしょう。まあ再三同じ記述がありますので、発見は容易かと思いますが。
その後は、第2章「組み手のバランス」における「肩幅を保つ」、「一方の力を抜く」、第3章「腋の開け締めで崩す」、第5章「肩と腰の使い方」における「釣り手を見る」、および第6章「相手を止める足さばき」のおける「腰と脚の連動」などの注目すべき解説があり、早速学生たちへの指導に取り入れました。
また第8章「打ち込みの指導法」は、経験の浅い部員への指導に採用しようと思います。