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柔らかい殻 [DVD]
 
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柔らかい殻 [DVD]

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登録情報

  • 出演: リンゼイ・ダンカン, ヴィゴ・モーテンセン, ジェレミー・クーパー
  • 監督: フィリップ・リドリー
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2005/04/23
  • 時間: 95 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0007TIQ64
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 107,723位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

アメリカの田舎町を舞台に、少年の見た異常な出来事を詩的で美しい映像で描く怪奇・幻想譚。ジェレミー・クーパーの兄役で、人気の俳優ヴィゴ・モーテンセン(『ロード・オブ・ザ・リング』アラゴルン役)が出演。
【特典内容】
オリジナル予告編収録
ピクチャーレーベル
ポスター型ライナーノーツ封入

《監督・脚本》 フィリップ・リドリー
《撮影》 ディック・ポープ
《編集》 スコット・トーマ
《音楽》 ニック・ビカット
《美術》 リック・ロバーツ
《製作》 ドミニク・アンチアーノ レイ・バーディス
《出演》 ヴィゴ・モーテンセン(キャメロン) リンゼイ・ダンカン(ドルフィン) ジェレミー・クーパー(セス) Jシーラ・ムーア(ルース) ダンカン・フレイザー(ルーク)

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

少年が見た異常な出来事を詩的で独特の映像美で描いたヴィゴ・モーテンセン出演の怪奇ドラマ。1950年代のアメリカの片田舎。少年・セスは仲間と共に近所の未亡人にバカないたずらを決行。しかし、それが奇妙な出来事の始まりだった。

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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一見のどかで、古き良きアメリカを描いたノーマン・ロックウェルの絵の世界そのままといった感じですが、カエルのパンパンに膨らんだ腹が血飛沫をまき散らし弾けた瞬間、悪夢が始まります。大好きなお兄ちゃんを引き止めたい。ただそれだけを望んだ彼の世界は、過ちに気付いたとき狂気が襲い崩れ落ちていく。2004年、春に公開されたイタリア映画「ぼくは怖くない」と共通する点が多くあり(一面黄金色の小麦畑、小さな村、廃屋、子どもたちだけの秘密、むき出しの独占欲にチカラ関係、謎の大人たち、荒廃した若者)どちらも大切な人を守る気持ちが物語のラストに繋がる。このふたつは両極端な夢からの醒め方を描いており、片方には「成長」を見い出すことができない決定的な違いがある。未来の見えない少年に「生きる」強さを期待するのは大人の(罪から逃れたい)幻想なのかもしれません。

父親の死後、家族の面倒をみるために軍を辞め帰ってくる兄“キャメロン”。母からの異常な期待と愛情に嫌気がさして、また閉鎖的な村から脱出したくて自ら進んで入隊したと思われる。しかし、そこで体験したことは、祖国への不信感を抱かせるだけでしかなかった。しかも、彼は自分の身体が被爆していることを知らない。現在でも、同じようなことがあの国では起っているという現実は、物語より悲劇的に思える。演じるviggoにとってこの役がどういったものであったか本人の言葉では確認できませんが、印象に残る役だったのではないでしょうか?

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34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maddoggie VINE™ メンバー
「聖なる狂気」のDVDを出すんならなぜ一緒に同じ監督の「柔らかい殻」も出してくれないんだよ??と嘆いた日々から何ヶ月か?ようやくのDVD化である。「LOTR」の影響偉大なり。

しかし驚くべきことに、単なるヴィゴ・ファンという目で見るなら、この辺の作品群では彼の演技は素晴らしいと思われても、映画自体はちょっとねと思うファンも多いらしい。「柔らかい殻(原題は「反射する皮膚」、理由は1枚の写真に)」も、ちょっとシュールでワケわからん世界が展開するただの暗い映画という印象を抱きがちなのだが、ここで描かれる子供がまた、とことん愛らしくないので(そういう意味じゃ本当にある種子供らしいんだが)、そう思うのも無理のない話。理解はできても好きじゃないと思うのはあり得るかもしれない。とはいえ、わかる人にはよくわかる感覚だろうし、ひねくれたガキだったオレはかなり好きだったんだけどね。

子供時代の得体の知れない恐怖、剥き出しの好奇心や開けっ広げな悪意、何だかすべてが歪んだパースで描かれたような悪夢世界の中で、主人公の兄(=ヴィゴ)だけが美しいまともな人間として描かれている。ただし、心の一部をどこか別の場所に置き忘れ、決して主人公を昔と同じ愛を持って見つめてはくれない、傷ついてしまった人間として。その背後には、遥か遠い外界の脅威としての戦争の影もある。すべての風景が一度見たら忘れられないほどに美しい。主人公がこれから抱えて生きていくものを思うなら、「父、帰る」くらいの衝撃を受けたってかまわないのだ。

というわけで、今回の発売については単純に喜んでいるのだ(何しろ、今のところ英でも米でもビデオしか発売されていないのだから)。で、そのヘンテコな作家であり画家でもある監督フィリップ・リドリーはこの2本の映画の脚本集をヴィゴに捧げてるのだが、実は、コレってイギリス人の監督が想像(妄想?)した架空のアメリカの夢(というか悪夢?)世界だったのである。だから映像世界も夢のような寓話のようなはっきりしない非現実世界になってるわけで、かなりがんばって人工的に作り上げた色であり、風景なのだ。しかし、ヴィゴのことを「初めて会ったときから生涯ずっと知ってたかのような絆を感じた、一緒に仕事をした中でも本当に自分の同類だと思える数少ない1人」とまで脚本集に収録されたインタビュー(少しだけこの監督の生きてきた道が見えるようで興味深い、でも本当に少しだけ、っていうかヤバイよこの人・・・って思われてるのは映画監督たるもの皆同じか?それにしても自分の欲望に正直すぎるよ!)で語っているのだった。こちらも合わせて読むと興味深いです。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ヴィゴ・モーテンセン人気のおかげで、知るひとぞ知るフィリップ・リドリー監督のこの処女作にして傑作も、めでたく国内DVD化です。
美しい田園風景が次第に死の影に覆われはじめ、主人公の少年の不安、歪んだ感情、そして妄想が絶望的な悲劇へと展開していきます。きわめて絵画的に構築された映像美。現実と幻想が巧みに溶け合い、引きつけられますねぇ。
決して万人向きの作品ではありませんが、好きな人にはたまらない作品。
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