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枯骨の恋 (幽BOOKS)
 
 

枯骨の恋 (幽BOOKS) [ハードカバー]

岡部えつ
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商品の説明

内容紹介

女の部屋の何もない壁際には、捨てた男の骸骨が立っている。
あきらめきれもせず、かといって新たな野望を燃やせもしない中年独身女、真千子。彼女が独りで住まうアパートの部屋には、かつての恋人、博也の骸骨が立っている。
20代のいっときを共に暮らした博也は、真千子と別れて間もなく病死していた。骸骨は、男を捨て去った真千子のうしろめたさが見せる幻影なのだ。恋人ができると、真千子はその幻に痴態を晒して快感に酔い、そしてまた恋を失うと、もの言わぬ枯骨相手に問わず語りを繰返す。初めて愛情の持てない男を部屋に入れた夜、暗闇の中で真千子は、男の愛撫に博也の癖を見つける。今自分を陵辱しているのが何者なのか、明かりのついたとき、真千子はそれを見る。

内容(「BOOK」データベースより)

まもなく40になる独身の真千子が独りで住まうアパートの部屋の何もない壁には、捨てた恋人、博也の骸骨が立っている。かつて共に暮らした博也は、真千子と別れて間もなく病死。捨てたといううしろめたさが骸骨という幻影を生み続けているのだ。ある日、知り合ったばかりの男を初めて部屋に入れた夜、暗闇の中で男の愛撫に博也の癖を見つける。今、自分を陵辱しているのは何者なのか、明かりがついたとき、真千子が見たものは…。受賞作「枯骨の恋」ほか、30代から40代の女性たちの情念を描いた7つの物語。『ダ・ヴィンチ』『幽』主催第3回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。

登録情報

  • ハードカバー: 256ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2009/6/3)
  • ISBN-10: 4840127972
  • ISBN-13: 978-4840127974
  • 発売日: 2009/6/3
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:ハードカバー
本書は、第三回『幽』怪談文学賞で

短編部門対象を受賞した短編集。

筆者にとっては初の単行本となります。

旧友の通夜に出るため、東京から戻った女性と

田舎で暮らし続けた女性が交わす会話が、思いもよらぬ結末につながる「棘の路」

職場でパワハラを受け、自ら命を絶った女性の実家を

同じ職場に勤める派遣社員が訪れる「アブレバチ」

―など、古典的な怪談のスタイルを踏襲しつつも、

現代に生きる女性の情念や孤独を巧みに融合した作品が並びます。

それぞれの読後感は、なかなか重いのですが

最後に収められた「メモリィ」は、

家族を見つめなおす姿を描いたファンタジー調の作品で読後感もさわやかです。

そのため、全体を通読し終えたときにも無用な重さは残りません。

個人的に印象深かったのは、表題作である『枯骨の恋』

クライマックスは怪談等ではおなじみの情景ですが

それがいまなお持ち続ける淫靡さと恐ろしさ

そして、それらを現代に蘇らせるストーリーが相まって、

忘れられない読書経験になりました。

近年、何がなんだかわからなくなった感のある「ホラー」において

正当な「怪談」の怖さや醍醐味を思い出させてくれるとともに

まぎれもなく現代を描いている本書。

怪談、ホラー好きだけでなく

一人でも多くの方に読んでいただきたい作品です。
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のは作者と私の年齢が近いせいかもしれません。
中年以降の人が読むといいでしょう。
個人的には表題作よりも他の短編の方が好きですね。
今度は長編を読んでみたい。
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形式:ハードカバー
 表題作以外の話が結構好きです。
怖くて眠れない〜って思うお話は少ないと思いますが、
描写も細やかで美しく、イメージしやすい。
細部が丁寧に書かれていることで、その世界に
入っていきやすいと思います。
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