人?、妖精?とも思える子供達のちょっとファンタジックな世界が、不思議な透明感で広がっています。鉛筆の線は、あくまでも輪郭だけ。画用紙の白い生地がそのまま、この世界を満たしている透明な「光」です。水彩絵具がにじんだり、紙にしみこんでいる様子もやはり、子供達の髪や服で反射している「光」なのです。そして、ミギー独特の、普通はちょっと思いつかない意外な色使いが、こんなにも「光」にあふれた世界に住まう子供達の、生命感や存在感を引き立てています。
水彩絵具の限りなく薄い色彩が画用紙の上でにじんだり、混ざったりして作り出す、透明な「光」の世界。その質感が見事に紙面から伝わる、すばらしい画集です。
なお内容は、年に2〜3冊のペースで刊行されている「robot」(村田蓮爾主催のSUPER COLOR COMIC)で連載されていたミギーの小作品を集めたものです。