登録情報
|
深読みかもしれないが、人気作家の恩田陸氏の作品「光の帝国」(集英社文庫ほか)が、この「ピープル」シリーズへのオマージュということで、「本家」を読んでみたくなった恩田読者が結構な数のSFファンと重なったのではないだろうか。
ともあれ、読みたくても読む事の叶わなかった名作SFを読む機会が出来た事は喜ばしいほかない。
物語は母星が壊滅し、地球に非難しようとしていた異星人たちが、地球到着寸前に船団事故に遭い、墜落や炎上から逃れた救命艇は地球上に散り散りに分かれてしまった。互いに連絡を取り合う術もない彼らだったが、地球人に!はない特有のふしぎな力を持つことが決め手となり、彼らは時に別れてから長い歳月が経った同胞を見出す。
派手な展開もない淡々とした物語は、読んでいて静かに胸に染み込んで来る。何時の日か、彼らが一同に会し、新たな「故郷」を見出す日は来るのだろうか。
それに小さい頃に、隣のオジサンや、近所のお姉ちゃんを
宇宙人じゃないか、なんて思ったことがある、そんな経験が
あったらとても楽しめるでしょう。
この本には「血は異ならず」という続編があるのですが、
残念ながら今回は復刊されなかったようですね。続きも
復刊しないかなあ。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|