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林芙美子紀行集 下駄で歩いた巴里 (岩波文庫)
 
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林芙美子紀行集 下駄で歩いた巴里 (岩波文庫) [文庫]

林 芙美子 , 立松 和平
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

昭和5年『放浪記』がベストセラーとなり,芙美子は念願の中国行きを果たす.翌年はシベリア経由で渡欧すると,半年余りを巴里,倫敦で過ごした.小説を書くのは恋人が待ってくれているように愉しいと言いながら,「苦しい事は山ほどある.一切合財旅で捨て去ることにきめている」と旅を愛した作家の,愉楽の時を記す20篇.

内容(「BOOK」データベースより)

昭和5年『放浪記』がベストセラーとなり、芙美子は念願の中国行きを果たす。翌年はシベリア経由で渡欧すると、半年余りをパリ、ロンドンで過ごした。小説を書くのは恋人が待ってくれているように愉しいと言いながら、「苦しいことは山ほどある。一切合財旅で捨て去ることにきめている」。旅を愛した作家の、愉楽の時を記す20篇。

登録情報

  • 文庫: 331ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2003/6/14)
  • ISBN-10: 4003116925
  • ISBN-13: 978-4003116920
  • 発売日: 2003/6/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自然に歩く 2003/8/16
形式:文庫
1931年、『放浪記』の原稿料を得て、シベリア鉄道に乗ってパリに出発した林芙美子。まず、当時の中国、満州、ロシア途中の模様がいきいきと描かれる。視点にはぶれがない。『放浪記』のときと同じく、林芙美子の個人としての気持ちがしっかりとした土台になっている。だからこそ、時代を経ても新鮮に感じられる。林芙美子にはどこへ行っても自分であり続ける強さがある。驚くほどの楽天主義。解説の立松和平氏が言うように、これが林芙美子の魅力である。視点はパリでもロンドンでも変わらない。林芙美子はコスモポリタンである。西洋を旅した日本の知識人の多くが感じたあこがれもコンプレックスも、林芙美子には無縁である。大阪の町、尾道の町を歩くのと同じように、自然に歩く。わからないものをわかっ!たふりをしない確かさ。これも魅力である。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この時代にこんなにも自由、奔放に一人で旅をした事に
驚くばかりです。文章も古臭くなく、素直で飾り気の無い言葉は
時代を軽々と越え、ストレートにこちらへ届きます。
それでいて世の中を一人の独立した女性として
正確に描写する。だからこそこのエッセイは本当に価値ある
ものになっているように思います。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By framer
形式:文庫
林芙美子はどこを歩いても下駄で、いや素足で歩いている。いつもそんな地べたを感じさせる文章だ。パリにいても貧乏だが、だからこそ生活者のパリを感じさせてくれる。
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