優作さんが亡くなってから16年も経った。
本書は夫人である松田美由紀さんの初監修著書だ。
優作さんが俳優デビュー前に投稿していたシノプシスや出演作品の新聞批評記事のスクラップ、
台本やノートにびっしり書き綴られた演技プラン、幼年期から晩年までのプライベート写真・・
これらが丁寧に年代順に網羅されており、大変充実した全集と成っている。
しかしよくぞここまで資料が残っていたものだ。初めて目にする物も多い。
優作さん本人が溜めてた物が多いのだろうが、発掘してプロデュースした、
家族であり妻であり女優である美由紀さんの「愛」を強く感じる。
それと優作さんの直筆の文章を読んでいると、何か頭から冷水をかけられたような衝撃を受ける。
優作さん亡き後に刊行された多くの出版物の中でも特別に魂を揺さぶられる作品だと思う。
ファンの方には是非お薦めしたい。