《帆布の歴史と帆布の祖「工楽松右衛門」》
帆布は古代エジプトで亜麻の帆布が作られ、船の帆として用いられたのが始まりと言われています。
日本に綿花が本格的に入ってきたのは室町時代。時を経て、織田信長の帆船が帆布の歴史を最初に刻みました。
日本で現存する最も古い帆布は播州地方の高砂(今の兵庫県高砂市)の工楽松右衛門(1743~1812年)が作った綿帆布です。
発明や改良が得意であった松右衛門は、当時の貧弱な帆布を厚地の大幅物へ改良し「松右衛門帆」の製造販売を始めると、またたくまに、日本の主要船舶に使われるようになりました。
現在も帆布業界では、日本帆布の祖として工楽松右衛門を称えています。
《220年以上の時を経て現代に甦った「松右衛門帆」》
当協会の松右衛門帆は神戸芸術工科大学の協力を得て当時のまま忠実に復元し、他の帆布製品とは大きく異なります。
また、播州地方に古くから伝わる糸を染めてから織る先染め技法を取入れました。
厚手にもかかわらず柔らかく、他の帆布にはない素材の温かみ・光沢感、そしてデザイナーこだわりの使いやすくシンプルで美しいデザイン、工楽松右衛門が関わった地域をイメージ柄とし、ストーリーある華やかなカラーバリエーションで末永くお使いいただけます。