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ベルリンの壁崩壊直後、バブルの頂点にあった日本企業が大挙して視察団を中欧・東欧に派遣しビジネスチャンスを伺ったが、その後バブルの崩壊と不況、米国及び中国経済の好調によりグローバル・フォーカスがシフトし、地道な少数の企業を除いて忘れ去られていた。
ところが、ハンガリーやチェコ等中欧のEU参入を皮切りに旧共産圏の東欧を巻き込む大拡大EUへの移行が進むにつれて、本来極めて文化文明・民度の高い中東欧が脚光を浴びてきた。
ソ連のCOMECON政策によって、分割統治、経済活動が分断されて、工業製品の部品を各国に分割生産させていたので、一国で完成品を自給自足生産が出来ず、生産性アップも技術革新意欲も削がれていた。
ソ連崩壊後、独立したは良いが、その経済連鎖が切れて、どの国も経済情勢が急激に悪化し、自給自足できない経済状態から自力回復する為には極めて厳しい時代を経て資本主義経済への同化とキャッチアップの時期を過ごしてきた。
現在、やっと経済インフラも整備され西欧にキャッチアップし、本来の高度な工業技術や高い教育水準と民度が開花しはじめ、それに、賃金水準が極めて安く、正にビジネスチャンス到来。
大前氏は、チェコやハンガリーの工業及びBPO等バックオフイス事業、ポーランドの農業等日系や欧米進出企業のビジネス事情を詳細に報告しながら東欧へのビジネスチャンスと戦略を説く。
気になったのは、「東欧」以前の「脱中国」です。... 続きを読む
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