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東條英機 歴史の証言 (祥伝社黄金文庫)
 
 

東條英機 歴史の証言 (祥伝社黄金文庫) [文庫]

渡部 昇一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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東條英機 歴史の証言 (祥伝社黄金文庫) + 大東亜戦争の真実―東條英機宣誓供述書 (WAC BUNKO)
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商品の説明

内容紹介

彼らが戦争に突入した主たる動機は、自衛のためだった」マッカーサーのアメリカ上院での証言は、東條英機が東京裁判で供述した論旨とまったく同じだった! 埋もれていた第一級史料に眠る歴史の真実に迫る!!

内容(「BOOK」データベースより)

「彼らが戦争に突入した主たる動機は、自衛のためだった」マッカーサーのアメリカ上院での証言は、東條英機が、東京裁判で供述した論旨とまったく同じだった!埋もれていた、第一級史料に眠る「歴史の真実」に迫る。

登録情報

  • 文庫: 536ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2010/7/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396315198
  • ISBN-13: 978-4396315191
  • 発売日: 2010/7/23
  • 商品の寸法: 15.8 x 10.9 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
私がこの本を手に取った理由は、先日サイパン旅行でバンザイクリフ他の史跡を実地に見た際、なんで日本はこんなところまで来て戦争しなければならなかったのか?という素朴な疑問を改めて抱いたためでした。その理由を求める過程で様々な太平洋戦争関連の戦史に触れましたが、最終的に筆者の偏見に惑わされず信頼できそうな内容だと思えたのが極東軍事裁判の記録たる本書です。この裁判自体の正当性については様々な議論があるので省きますが、その宣誓供述書の中でなら事実を歪曲したり自己正当化のために嘘八百を並べたてる余地は少ないだろうと思いました。読んでみて日本が列強の動きをどのように受け止め、何を成した挙句に戦争に至ったのかの経緯が詳細に判り驚きを感じると同時に、今までこうした事実を学ばなかった自分を恥ずかしく思いました。東條の人となりや太平洋戦争の意義等については、実際の戦争において不幸な目に遭った方々のことを考えれば、筆者はもう少し中立の立場を貫いたほうが良かったのではないかという気はします。ただ東條自身の正当性や好悪の感情とは別に、あの時代に日本人がどのように考えて何を成したかを知り、その結果として起きた戦争がいけなかったのであれば、戦争反対と叫ぶだけの思考停止に陥るのではなく、今の私達なら同じ立場でどんな知恵を働かせられるか?を考えるために、多くの日本人に一読してもらいたい本だと思います。
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日本の主張 2011/4/5
By スワン トップ500レビュアー
形式:文庫
本書は東京裁判の法廷における東条英機元首相の「宣誓供述書」全文と、それとほぼ同分量の渡部氏の解説から成っている。

私は軍人および政治家としての東条英機を評価するものではないが、しかし彼のこの「供述書」は、渡部氏も指摘するように、第一級の史料といっていい。

(1)単なる「覚書」ではなく、日本を裁こうとする法廷で述べられた「供述」であること。
(2)東条自身もすでに死を覚悟していて、下手な<言い逃れ>をしようという姿勢は感じられない。
(3)淡々と述べられる事実経過(彼が政戦に関与した昭和十五年以降の流れ)も、私が知るかぎりでの史実にもほぼ合致する。

そこから浮かび上がる構図は、ひと言でいえば――「米英蘭からこうされたから、日本は自存・自衛のためこうせざるをえなかった」という<受け身>の態勢である。
それが<自己弁護>ではなく、ぎりぎりの<日本の主張>であることは、虚心坦懐にこの供述を読んでいけば実感できる。

本書からアメリカの<対日制裁>を摘記すれば――、
・昭和十四年七月=日米通商航海条約を破棄。
・昭和十五年九月=対日屑鉄禁輸(当時の製鉄材料は鉄鉱石より屑鉄だったという)。
・昭和十六年七月=在米日本資産の凍結。
・昭和十六年八月=対日石油輸出の全面的禁輸。

これでは日本は生きていけない。
軍艦を浮かべ飛行機を飛ばすことができなくなるだけでなく、産業も成り立たない。

そのあげく――(1)シナ大陸からの撤退、(2)満州国の否認、(3)汪兆銘政権の否認、(4)三国同盟からの離脱、という「ハル・ノート」を突きつけられて、「日本は立たざるをえなかった」というのが東条の言い分である。
その言葉を正確に引けば、こう述べている。
《自衛戦として回避することを得ざりし戦争なることを確信するものであります》

解説担当の渡部氏によれば、東京裁判を主宰したといっても過言ではないマッカーサーは朝鮮戦争勃発後、米上院で東条英機とほぼ同様の証言をしているという。
《彼ら(日本人)が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです》
ちなみに、この証言は『東京裁判〜日本の弁明』(講談社学術文庫)にも収録されている。

本「宣誓供述書」はこのように第一級価値をもちながら、戦後の歴史界で言及されることはほとんどなかった。なぜか? そうしたことを考えるうえでも、もっともっと読まれてしかるべき本だと思う。
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