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東日本大震災 石巻災害医療の全記録―「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7カ月 (ブルーバックス)
 
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東日本大震災 石巻災害医療の全記録―「最大被災地」を医療崩壊から救った医師の7カ月 (ブルーバックス) [新書]

石井 正
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商品の説明

内容説明

石巻医療圏22万人の命をあずかり奮闘した「石巻圏合同救護チーム」の指揮官・石井正が極限状況で見せた、思考と決断と成果のすべて

内容(「BOOK」データベースより)

東日本大震災で最大の犠牲者を出した石巻市は行政や医療機関も機能がマヒし、「石巻医療圏」22万人の命は宮城県災害医療コーディネーターである著者に託された。状況不明の避難所300ヵ所、いつまでも減らない大量の急患数…かつてない巨大災害に、空前の大組織「石巻圏合同救護チーム」を指揮して立ち向かい、地域の医療崩壊を救った一外科医の思考と決断のすべて。

登録情報

  • 新書: 272ページ
  • 出版社: 講談社 (2012/2/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062577585
  • ISBN-13: 978-4062577588
  • 発売日: 2012/2/21
  • 商品の寸法: 17.8 x 11.6 x 1.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By nao
著者の石井正氏は、石巻赤十字病院の外科医であるが、今回の震災後の同病院での災害医療を全力で引っ張った人である。もちろん、そのような医療はひとりでできるわけではない。同病院のスタッフ、全国から集まった医療者たち、ボランティア、民間会社の人たち……そういう人たちがいかに有機的に協力し、協働し、被災地の人を死なせないで(手の届かなかった人ももちろんいたのだが)少しでも普通の生活になれるようにしたその偉大なプロセスの証言である。東日本大震災のあと、震災と原子力をテーマにした本は数えきれないほど出版され続けている。しかし、その中で読むべきものは少ない。震災に関する本で、3つだけあげるとすれば、開沼さんの「『フクシマ』論」、石橋さんの「原発震災」、石井正さんの「東日本大震災 石巻災害医療の全記録 」にとどめる。(吉岡斉氏の「原子力の社会史」は別としよう)。これらは読み継がれるべきだと思うし、実際読み継がれると思う。他はほぼくず(ほぼといれたところに逃げは打っているが)。いずれもある意味では専門書に近いということはいえる。開沼さんのは社会学による現状認識だし、「原発震災」は「地震学」「原子力工学」そして安全工学をふまえた議論だし、石井さんの本も、救急医療、あるいは地域医療の実態をしらないと読みにくいかもしれない。しかし、この3冊には、圧倒的な現場のデータが含まれ、それが語るストーリーは説得力あるものであり、歴史に残るものであると考える。石井さんには実際に2時間程度のじっくりしたインタビューをしたことがあるのだが、そこで語られたことがきっちりとこの本の中に入り、そのインタビューでははっきりつかめなかったいろいろな事実と教訓もおさめられている。日本ではこれから災害医療はこの本をモデルにして行われるだろう。さらに、日本全体で医療がどうあるべきかも、ここから汲み取れるものは多い。読んでほしい。
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By 33 VINE™ メンバー
災害発生時に最もニーズの高い医療の観点から有事におけるロジスティクスについて勉強できる一冊。
災害にしろ、戦争にしろ、暴動にしろ、大事件にしろ、地味な兵站の部分を誰かが担わないと、その対処というのは難しいんだなという、当たり前すぎることを感じた。
石井医師がおられなかったら、メンツにこだわる人が暴走気味に現場のまとめ役をしていたら、兵站業務は破綻していたのではなかろうか。

これを読んでもただただ「石井医師が当時地元の災害コーディネーターで、不幸中の幸いだったな」と思ってしまう。
石井医師の持っていた有事における調整役の素養がある人は、医療従事者はおろか、日本国内で見てもそうはいないだろう。
こういう、専門的な能力と適切な判断力を持った調整役をこなせる人材をどうやって国内にプールするのかを、震災の教訓の一つとして日本人は実務的に考えて行く必要があるだろう。
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By 宗宏 VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
東日本大震災において石巻災害医療の指揮をとった石井正先生の活動は、既にNHKなどテレビでの報道で良く知られるところである。 この本は、カメラで追った記録とは異なり、その先生御自身の記録である。

先ず非常時において、次々と的確な判断を迅速に行っていくところは、心から敬服する。 いみじくも、外科医が手術において常に迫られることから訓練されてきたと自己分析されているが、さもありなんと納得する。

全編に書かれている非常時のリーダーの決断のあり方そして終章の教訓は、災害医療に限らず非常時に指揮を執る可能性のあるあらゆる職種の人間の心構えとしてバイブルとなる。

医療関係者、行政関係者はもとより、リーダーとなりうる人は、間違いなく読むべき本である。
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