第一章と第二章は日本経済はどうなるのか?インフレは起こるのか?日本の政治はどうなるのか?といった質問に対するお二人のアンサーを述べるという形式である.これは大変面白い,技術力を主とした日本の底力と民主党の無能を基礎に,明快な解答が続く.未来を見据えるのにとてもためになり,気持ちがすっきりした(ただそれでも質問部分はダラダラしてる).
立ち読みしてその面白さにすぐ購入,期待しながら読んだが,第三章以降はひどかった.第三章は長谷川氏のパートで,原発は低コストという推進派の典型的な意見が書かれてるのみ,第四章は日下氏の昔話が書かれてるのみ.
最後の第五章が対談部分だが,はっきり言ってお二人の意見が噛み合ってない.私は両氏とも好きだし,その意見には賛同する点も多いのだが,下品に言うとこの対談は年寄りが勝手にしゃべってるような印象を受ける.
この構成のまずさは出版社の責任であろう,(フォレスト得意の)4分の1の内容で一冊書くのはもうやめて欲しい.
前半のおもしろさを評価して星三つ.