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東方見便録―「もの出す人々」から見たアジア考現学 (文春文庫)
 
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東方見便録―「もの出す人々」から見たアジア考現学 (文春文庫) (文庫)

斉藤 政喜 (著), 内澤 旬子 (イラスト)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

中国の流しそうめん式便器、ネパールの人糞を好んで食うブタと、アジア各地びっくり仰天トイレの数々を詳細なイラストとともに紹介


内容(「BOOK」データベースより)

溝をみんなで跨ぐ、中国の流しそうめん式便器。全て丸見え、インドネシアの全方位開放トイレ。ネパールでは、出すウンチがブタの喜ぶエサに!アジア8カ国、あらゆるトイレにしゃがみこんでは、各国の慣習、宗教観、恥の意識などに思いをはせる。イラスト満載で紹介する、抱腹絶倒、体当たりトイレ探訪記。

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9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 世界の便所マニアに捧ぐ, 2002/3/6
コアなサイクリストやバックパッカーにとって「便所」は人ごとではない関心事であろう。
何しろ彼らには、今日、日本で見るような快適な便所は用意されていないのだから。

よって、バックパッカーであり世界中を自転車で走ったサイクリストでもある「コアな」著者(斉藤政喜)がアジアの便所を紹介する本書を執筆したのは自然な成り行きである。

本書は、ややもすれば汚くなりがちな(実際、汚い)便所という対象に真っ向から挑みつつも、快適に読書できるように様々な工夫がなされている。

まず、取材にはイラストレータの内沢旬子氏が帯同し、写真ではなくイラストによって便所を図解している。イラストにすることによって「汚さ」は省略され、かつ細部は写真よりも正確に描写できる。第一、便所を写真で表現するのはアングルの点から非常に困難である。このことは妹尾河童氏の「河童が覗いた…」シリーズを読んだ方なら納得して頂けるであろう。

そして著者の軽妙洒脱な文章で面白おかしく各国の便所事情が紹介される。
また、男女のチームで取材にあたったことから男便所も女便所もカバーされている。

なお、イラストを担当された内沢旬子氏は「美本」の収集家としても有名で(便所と美本のギャップがまた面白い)、各国の美本を(読めもしないのに)熱心に追求している人物である。その彼女が韓国で美本を追い求めたエピソードが下川裕治編著の「アジア大バザール」で読める。こちらもお薦めである。

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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 世界の便所マニアに捧ぐ, 2002/3/30
コアなサイクリストやバックパッカーにとって「便所」は人ごとではない関心事であろう。
何しろ彼らには、今日、日本で見るような快適な便所は用意されていないのだから。

よって、バックパッカーであり世界中を自転車で走ったサイクリストでもある「コアな」著者がアジアの便所を紹介する本書を執筆したのは自然な成り行きである。

本書は、ややもすれば汚くなりがちな(実際、汚い)便所という対象に真っ向から挑みつつも、快適に読書できるように様々な工夫がなされている。

まず、取材にはイラストレータの内沢旬子氏が帯同し、写真ではなくイラストによって便所を図解している。イラストにすることによって「汚さ」は省略され、かつ細部は写真よりも正確に描写できる。第一、便所を写真で表現するのはアングルの点から非常に困難である。このことは妹尾河童氏の「河童が覗いた…」シリーズを読んだ方なら納得して頂けるであろう。

そして著者の軽妙洒脱な文章で面白おかしく各国の便所事情が紹介される。
また、男女のチームで取材にあたったことから男便所も女便所もカバーされている。

なお、イラストを担当された内沢旬子氏は「美本」の収集家としても有名で(便所と美本のギャップがまた面白い)、各国の美本を(読めもしないのに)熱心に追求している人物である。

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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 のむ、出す, 2002/12/14
日本はバブル期からずっとグルメブームが続いている。食に関する本やテレビ番組は多いが、出す方の情報はほとんどない。人間食べれば出るのは当たり前、出なかったら化け物である。こんな大切なことをこの本は教えてくれる。世界、特にアジア地域のトイレ事情がよく分かる。中国の開放便所(思想は開放していないが)やエコロジーな動物の糞食を利用した便所など日本も見習えそうな内容ばかりである。江戸時代は日本も肥といって人糞を肥料として用い、大量の野菜供給に一役かっていた。そんな大切な黄金をただ捨てるのは本当にもったいない。アジアの人々にならい、糞の有効利用を考える良い機会になる本である。著者には今度アフリカや南米のトイレ事情も取材してほしい。
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