東方シリーズ(紅魔郷以降)初の公式設定資料集。内容はかなりマニアックなので紅魔郷から文花帖までのシリーズを一通り遊んでから目を通すのがいいでしょう。東方の世界観が好きな方ならきっと楽しめます。とはいえ、騙されてはいけないのは、この本は純粋な設定資料集ではないということ。他レビューで、設定に抜け落ちている点があると評されてましたが、それはワザとです。本文は東方世界の一人物の視点から描かれているので、当然その人物の主観も入り得るわけです。その人物が東方世界観のすべてを網羅しているというわけでもないです。そういった意味では設定資料集としては失格と言えるかもしれませんが、単純に読み物として面白いので☆5つ。