今回は出て来ます、地霊殿組やら命蓮寺組やら天子やらそれはもうバラエティ豊かに。眼福とは正にこのこと、どのキャラも可愛いったらないというのが率直な感想だったり。その名前の如く黄泉比良坂を転げ落ち、"アッチ"の世界に逝ってしまいそうになりましたよ……。
蜃、電波塔などの幻想郷での登場に関連付け、外の世界、そこにある海、博麗大結界が張られる前の幻想郷のことなどをさりげなく出してくる構成が見事でした。相変わらずの霊夢や魔理沙の薀蓄話も健在、その手のことの権威たる霖之助がおらずとも幻想郷では知的会話に事欠くことはない模様。うーん、読む方も相応の知性が必要とされますねこれは――。
三妖精達はいつもの如く、何事にもアグレッシブ!あらゆるイベントに頭を突っ込みつつ、それと同じようなことをしている霊夢はでもそんな三妖精をうろ覚えで、片や三妖精の方は霊夢を「さん付け」で呼んでいるこの距離感……。人間と妖精の関係ってでも、このくらいが多分普通なんでしょうね幻想郷では。
紫が某東京スカイツリーらしきもののことを話題にしたり、文が長命であることを改めて思い出させられたり、ミスティアが本当に鳥頭だったりと今巻も読んでいて本当に楽しかったです。次巻も、本当に待ち遠しいです!