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東大講義録 文明を解くII―知価社会の構造分析 (日経ビジネス人文庫)
 
 

東大講義録 文明を解くII―知価社会の構造分析 (日経ビジネス人文庫) [文庫]

堺屋 太一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

作家・堺屋太一が日本の次代を担う世代に向けて東大で行った講義を収録。第II巻では、この講義の本質である1980年代の知価革命と、それに続く知価社会について解き明かします。待望のベストセラー文庫化。

内容(「BOOK」データベースより)

中国の急成長と欧米の停滞、そして日本の衰退―。その根本原因は何で、どのような基本的変化が起こっているのか。世界の知価社会化が進む中で、変われずに苦しんでいる日本。そして知価社会にふさわしい制度と価値観とは。日本を復活させる唯一の道を提言する。

登録情報

  • 文庫: 259ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2010/12/2)
  • ISBN-10: 4532195659
  • ISBN-13: 978-4532195656
  • 発売日: 2010/12/2
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この本の上巻にあたる東大講義録 文明を解く I (日経ビジネス人文庫)を何人かの人に勧めたのですが、
「学生時代にあんまり勉強してなかったんだよね〜」なんていうビジネスマンの人からは「歴史の流れがすっと入ってきたし、ビジネスのヒントがたくさんあったよ!」
と言われたり、世界史選択の受験生の子にも「歴史を勉強するモチベーションが上がった!」と言われたりと好評です。
今回の「文明を解く II」も高度経済成長期やバブル期の日本や、それに対応する世界の動きを振り返りつつ、著者の標榜する「知価革命」という概念を軸として未来予想を行うとともに日本社会の進むべき道を示しています。
「堺屋史観」と呼ぶか「堺屋自慢」と呼ぶかは別として、著者の自己言及が鼻につく部分はありますが、それを差し引いてもこれだけの知識や歴史観・文明観が安価で吸収できることには感謝したくなります。
「文明を解く II」の後半は著者の独自の見解が中心となりますが、そこはまだ曖昧な未来像にすぎない部分もあるので☆を一つマイナスしておきますが、それでもおすすめ本であることには変わりありません。
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By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
堺屋太一が東京大学で講義を行った内容をIとIIの2冊にまとめてある。こちらがII巻で、主に現代の「知価社会」について書いてある。著者自身が述べているように、どちらかというとこのII巻の「知価社会」についての説明の方がこの講義において主要な部分になる。基本的な内容は、今まで海外の学者中心に述べられてきた「知識社会」についての考え方に沿ったものだが、かなり堺屋流にアレンジしてある点が特徴だといえる。

現代は、従来の資本の集中投下による少量製品大量生産の時代ではなくなりつつある。価値は多様化し、簡単に変化する側面がある。また、その価値は資本に比べてが計測しにくく、貯蔵も難しい。そのような点が、過去の資本の在り方とは異なる。そういう社会では、官僚の役割も、組織の在り方も変わってくる。

好縁社会(関心があるものを中心にしたコミュニティによるネットワーク社会)について述べている部分もある。あと、遷都が必要だと繰り返し強調している。学生とのQ&A集も載っていて、食料自給率にこだわることは意味がない、などの自説を述べいる。
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