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東大講義録 文明を解く I (日経ビジネス人文庫)
 
 

東大講義録 文明を解く I (日経ビジネス人文庫) [文庫]

堺屋 太一
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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東大講義録 文明を解く I (日経ビジネス人文庫) + 東大講義録 文明を解くII―知価社会の構造分析 (日経ビジネス人文庫)
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商品の説明

内容紹介

人口、技術、資源の三つが「文明の犯人」、そして四番目は? 「社会の原理がみるみるわかる」「明日を読む力が身につく」と東大生も感動した講義を公開。ベストセラーの文庫化。

内容(「BOOK」データベースより)

「人口、技術、資源の三つが『文明の犯人』、そして四番目は?」「日本はどこで間違えたのか。現在の危機に照らして考えてください」―。作家・堺屋太一が1980年以降に生まれた世代に向けて、文明の由来と未来について語った講義録。「社会の原理がみるみるわかる」「明日を読む力が身につく」と東大生も感動した内容を公開。ベストセラーの文庫化。

登録情報

  • 文庫: 384ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2010/11/2)
  • ISBN-10: 4532195632
  • ISBN-13: 978-4532195632
  • 発売日: 2010/11/2
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By 開運
堺屋太一氏の本は、1979年刊行の新書、「80年代の読み方―10年スパンで日本経済を先見する」を読んで、「眼から鱗」状態になり、それ以後、1985年、有名な「知価革命」を読み、そのダイナミックな現状把握と将来見通しに、感動しました。

本書は、東大での講義録とのことなので、その集大成かと思い、久しぶりに同氏の著作を読みました。

堺屋氏の博覧強記とその大胆な視点にはいつもながら、驚かされます。
歴史解釈として、なるほど、と思う点は多々ありますが、でも、私自身年齢を経たこともあり、強引な点が目立つように感じるようになりました。

また、「知価革命」についても、その着眼点等は素晴らしいと思いますが、ご本人が言われるほど世の中に確立した「学派」とはなっていないように思います。

プレゼンテーションとしては、素晴らしい作品でしょうが、トピックの積み重ねではなく、もう少し純化して一般化すれば、説得性が増すのではないかと、感じています。
(112)
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堺屋太一
東大講義録 文明を解く'T 世界と日本の近代に至る道

「知価革命」
産業革命ではじまった近代工業社会が終わり全く新しい世の中、知価社会が生まれる

現代までの世界を形成している、学問、制度、組織、そして正義や成功の概念は、
近代工業社会の発想と基準で出来上がっている。

→「物材の豊かな事が人間の幸せ」という価値基準

それに対して、堺屋太一は近代工業社会の価値基準の永続性に疑問を投げかけ、

→「各個人の満足の大きさこそ人間の幸せではないか」と説いた

「知価革命」の本質(基本)とは、人類社会に広まった人生観と倫理観の変化である。

2002年の4月から7月に、東京大学先端科学技術研究センターで講じた講義録であるそうだが、
2008年のサブプライムローン崩壊による金融危機、2010年から続くギリシア債務問題、2011年の3月11日の大震災、2011年7月の米国債AAAからの引き下げによる株価暴落と知価革命を即すような事が如実に起きている。9年を経たいまでも色褪せないその内容は我々がこれからを洞察する為にも必須の一冊ではないでしょうか。
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By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
堺屋太一が東京大学で講義を行った内容をIとIIの2冊にまとめてある。II巻は現代の「知価社会」について中心に語っている。一方、このI巻はそれ以前の世界及び日本の歴史を振り返って、文明についての各種の持論を述べている。

ただ、このI巻で示されている歴史感は、どうもところどころ疑問符が付く。長篠の合戦の布陣図は、歴史家の藤本正行氏あたりが見たら嘆くだろう。また、ヨーロッパ列強の植民地主義は正義で日本のはそうではないという解説は、焦点がズレている。軍部の暴走といっても二二六事件くらいしかなかったというのも疑問。 それでは、五一五事件、満州事変、日中戦争は何だったというのだろうか。昭和16年体制で日本は戦争に突き進んだということだが、その時には日本は大陸で既に泥沼の戦争状態に入っている。遷都と改革の関連性の説明なども疑問が残る。時々、ハッとするような視点も所々あるが、事前の裏取りの不足や、論理展開の雑さや、歴史解釈の強引さも散見されるのが残念だ。

II巻の「知価社会」についての話の方が面白いと思った。実際、著者自身もII巻の冒頭において、この2冊セットの本質的な部分は「知価社会」についての話だと述べている。また、そちらは過去の話ではなく現在を扱っているから、より実感を持って読めるだろう。歴史解釈も近現代に限られている分、そちらのほうがこれよりは適切である。よって、まずII巻の方を先に読んでさらに関心があるようであれば次いでこちらもざっと見ておく、という読み方でもアリだと思う。
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