堺屋太一氏の本は、1979年刊行の新書、「80年代の読み方―10年スパンで日本経済を先見する」を読んで、「眼から鱗」状態になり、それ以後、1985年、有名な「知価革命」を読み、そのダイナミックな現状把握と将来見通しに、感動しました。
本書は、東大での講義録とのことなので、その集大成かと思い、久しぶりに同氏の著作を読みました。
堺屋氏の博覧強記とその大胆な視点にはいつもながら、驚かされます。
歴史解釈として、なるほど、と思う点は多々ありますが、でも、私自身年齢を経たこともあり、強引な点が目立つように感じるようになりました。
また、「知価革命」についても、その着眼点等は素晴らしいと思いますが、ご本人が言われるほど世の中に確立した「学派」とはなっていないように思います。
プレゼンテーションとしては、素晴らしい作品でしょうが、トピックの積み重ねではなく、もう少し純化して一般化すれば、説得性が増すのではないかと、感じています。
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