まず、著者の子育てのスタンスからして、ちょっと斬新すぎる様な・・・
子育ての成功=東大に入れること! なんて、あまりにも短絡的な
気がしますが・・・。
もちろん、わが子が東大に入ったら、どんな親でも鼻高々でいい気分
だとは思うけれど、中学受験じゃあるまいし、ここまで親が奮闘するなんて、
ちょっと興ざめします。
著者が子どものやる気を引き出すよう、腫れものに触るように恐る恐る
語りかけるも、逆に機嫌を損ねたり、子どものちょっとした態度や言葉から、
モチベーションの波を分析したりと、読んでいて滑稽ですらあります。
自分が著者の息子の立場だったら、こんな親本当に嫌だな・・
キャリアウーマンなんだろうけど、普段仕事で家にいる時間なんてほとんど
ないのに、たまに顔を合わせれば戦略的に練られた会話。
ビジネスで有効な手法が、子育てでも同じように有効なのかを実証しようと
されていますが、こんな風に育てても本当に大丈夫なのか、社会人になったで
あろう息子さんのその後が知りたいので、続編が読みたいです。
まさに反面教師になる本です。