問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 東大ケーススタディ研究会
「フェルミ推定」「問題解決ケース」のうち「問題解決ケース」に特化した解説書・問題集。
定義を「与えられた情況に対し、前提を設定し、知っている知識だけをもとに合理的な仮定とロジックを駆使して、構造化して分析し、打ち手を提案する短時間のシュミレーション」としています。
さらにジャンルを3つに分類し、
「企業の経営戦略」
「政府・自治体の公共政策」「NPO・学校・サークルなどの運営戦略」
「日常の個人的意思決定」
と整理して、世の中のたいがいの問題にカタがつくようなアプローチを東大に在籍していた若者たちが解決に取り組むアプローチを考察しています。
例題に
マクドナルドの売上を上げるには
チェス人口を増やすには
ホノルルマラソンの日本人参加者を増やすには
花粉症患者を減らすには
東京からカラスを減らすには
年間献血量を増やすには
大学生が3ヶ月で100万円作るには
英語を話せるようになるには
ダイエットするには
応用問題として
ヤクルトレディの売上を上げるには
大相撲の観客数を増やすには
交通事故を減らすには
万引きを減らすには
テニサーの新人勧誘に成功するには
睡眠を改善するには
ランニングを続けるには
といった、非常に明確な目的・目標やある意味荒唐無稽な漠然とした疑問や欲求を純粋に真摯に考察だけで解決する取り組みや考え方を実践します。
非常に納得できる分析やアプローチはもちろんですが、ケーススタディ全般を「机上の空論」「カタカナの妖術」「書生の屁理屈」「お絵かき」や「紙芝居」といった自己反省も忘れずに着眼・実施する姿勢に驚きますが、理論学習や入門を「座学」行動を「実践」と定義したとき、「問題解決ケーススタディ」を「素振り」と評する謙虚さに一番驚きました。
まだ社会に出ていない学生が問題の本質を分析・整理し、解決を導き出す
私が属するIT業界はたいした実績も無いくせに、様々な「コムズカシイコト」を値打ちこいて表現する方々がたくさんいますが、システムアーキテクチャやソフトウェアエンジニアリングこそ先入観を持たずに、前述の「真摯さ」や「謙虚さ」を見習う必要があると感じると同時に、フレームワークや理論は道具であるということに取り組む姿勢は見習うべきなのかもしれません。