井出氏の本は「東大式 麻雀に勝つ考え方」に代表されるように、失点を少なくすることを目標に書かれていた。
確かに、麻雀は野球と似たところがあるゲームで、失点が少ないと安定した成績が見込める。
但し、得点しなければジリ貧なのは野球でも麻雀でも一緒だ。
やはり、麻雀はアガッてナンボのゲームなのだ。
さらに、赤あり、ネット麻雀の隆盛により、アガッてナンボの考えがより重要になった。
守備を犠牲にしてでも突撃しないと後手をふんで押し切られることが多いのだ。
そんな時代の変化に対応してか、ついに井出氏が攻撃のみに的をしぼったテキストを書き上げた。
牌組み→手役→多面チャンの順で体系的に書かれているので、はじめのページから順に精読していくとよい。
アガッてナンボのテキストは、「麻雀 絶対に勝つ定石」と「完全牌理」が定評があった。
この2冊の知識に肉づけする形で本作の知識を取り込めばよいだろう。