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東大寺お水取り―二月堂修二会の記録と研究
 
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東大寺お水取り―二月堂修二会の記録と研究 [大型本]

堀池 春峰
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 5,775 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「お水取り」として親しまれている修二会は、天平勝宝から連綿と続いてきた驚異の伝統行事で、本年で1245回をかぞえる。天下泰安、風雨順時、五穀成熟、万民快楽を祈るこの行法は、2月20日から3月15日までの長期間におよび、3月1日から14日間にわたる本行では、11人の連行衆が二月堂の本尊十一面観音の前で厳しい行に励む。とくに12日深夜に行われる「お水取り」は、火の祭りと呼ぶにふさわしい豪華壮麗な炎の乱舞で、多くの人々の信仰を集め、毎年、数万の観光客が押し寄せる。 本書は、10年の歳月をかけ、暗夜の一瞬の所作にまで目を光らせた174点の迫力あるカラー写真でこの稀有な行法を再現。東大寺管長の守屋弘斎師による解説は、体験を踏まえた貴重な証言ともなっている。また、行事次第時刻表は行事の進行を見逃さず追うことができ、修二会聴聞には欠かせない。さらにこのたび普及版刊行にさいし、「二月堂修二会略年表」を収録、修二会の成立基盤とその背景が一見して解明できる。 本書は、行事所作を徹底分析した写真構成と詳細な解説・論考および関係資料の完全収録で、千二百余年にわたる秘儀の全貌を明らかにするとともに、「お水取り」聴聞に最適のガイドブックともなっている。

出版社からのコメント

天平勝宝4年から今日まで千二百余年間、ただの一度も断絶することなく続く「お水取り」の秘議の全貌を集大成。10年間を費やした写真取材、数々の謎に迫る仮説・論文、修二会を 聴聞するに必要な一切の資・史料、図版などを網羅。

登録情報

  • 大型本: 253ページ
  • 出版社: 小学館; 普及版 (1996/04)
  • ISBN-10: 4096807516
  • ISBN-13: 978-4096807514
  • 発売日: 1996/04
  • 商品パッケージの寸法: 30.2 x 23 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By emir1969 VINE™ メンバー
形式:大型本
この本はいずれ必ず手元に置きたい。

東大寺二月堂の「お水取り」という呼称はいわゆる通称、 
東大寺としての正式行事名は「修二会(シュニエ)」である。
修二会は開始以来1260数年、休みなく毎年おこなわれ続ける日本最古の仏教行事である。
けっして観光イベントではない。

本書は東大寺の売店でも扱われている現在までの決定版といってもいい書籍。
修二会は二月堂の内陣で練行衆と呼称される担当僧侶たちが非公開でおこなう祈祷などを除けば
ある程度誰でも拝観可能である。
その最たるものが三月になればニュース映像として毎年報道される「お松明」だ。
日によって本数が異なるが3月1日から3月14日までの毎夕、練行衆の二月堂参篭の誘導として
点火される巨大な松明目当てに多くの拝観者が集う。

そこで上記内容紹介に気になる表現があるので以下指摘する。
それは
「とくに12日深夜に行われる「お水取り」は、火の祭りと呼ぶにふさわしい、豪華壮麗な
炎の乱舞で、多くの人の信仰を集め、毎年、数万の観光客が押し寄せる」
の箇所。

実際の行事として水を汲むお水取りは確かに12日深夜に行われる。
その後の文章が変なのだ。
「火の祭りと呼ぶにふさわしい、豪華壮麗な炎の乱舞」とはお松明を差すのだろうが
文章から読み取れるのは、お松明はまるで12日のみ行われるようだし、
実際のお松明は午後七時、その後、夜を徹した練行衆の祈祷が続き、
水を実際に汲むのは13日の夜明け前なのである。
なぜ夜明け前に汲むのかにはもちろん深い理由が存在する。

マスコミが12日のお松明ばかりに注目した報道を毎年反復した結果が、
12日だけ「毎年、数万の観光客がが押し寄せる」現実を作ったのである。
(カメラマンが被写体としての「お松明」行列に惹かれるのは肯けるものはあるのだが)

そこで「数万の観光客が押し寄せる」の表現にさらに注目してみる。
拝観者がお松明行列を拝観する二月堂前広場の面積は、二月堂前面の斜面を含めても
おそらく600-700坪ほどしかない。
その程度の場所に「数万の観光客が押し寄せる」状況になったらどうなるか?
いわゆる札幌の雪祭り状態、一方通行でじょじょに前進してでほんの少しだけ拝観できるだけなのだ。
1日から14日まで毎夕、お松明は点されるのに12日だけ特別に混む状況を作ったのは
誰でもないマスコミの報道なのである。

より落ち着いて拝観したい人は12日と週末を除いた日を選択したほうがいい。
私は今年は6日、一昨年2011年には7日に拝観したが、平日なら二月堂前広場に
十分収容可能な数千人の拝観者達だけでそれなりに落ち着いてお松明を拝観できる。
それでもフラッシュ撮影を止めろ!と警備からお松明終了時まで繰り返されるのだが。
ちなみに大松明行列は12日で一時間ほど、他の日なら30分かからずに次々に参内する。

実は毎年、東大寺ホームページのお水取り案内内容が厳しくなっている。
観光行事と勘違いして現場に来てしまう参拝客の多さに東大寺が困り始めているのが観察できるのだ。
東大寺境内の構造上、大仏殿前まで通常なら車が進入可能というのも行事の際には困り物だろうと思う。

お水取りは観光行事ではないのである。
だからお松明に向かっての拍手やはやし声は失礼なのだ。
拝観するものみな二月堂に向かって礼拝するものである。
このレビューは参考になりましたか?
5つ星のうち 5.0 とても内容の濃い本です♪ 2012/12/24
形式:大型本|Amazon.co.jpで購入済み
お水取りの日程について非常に詳しく解説されており昨年はこの本を図書館でかりて東大寺のお水取り見学に数日通いました。とても内容のすばらしい本だったのでアマゾンでお安く出ていたので買いました。
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