『東大合格生のノートはかならず美しい』にはがっかりさせられましたが、この本は一瞬の立ち読みで、「使える!」と実感しました。なぜなら、すぐに真似できる(したくなる)スタイルだからです。なるほど…と思えるテクニックがあります。
字がきれいすぎ、とか、こんなに書けないとか、そういう問題ではなく、何のためにノートに書くのか、という本質がよくわかる本だと重います。
『東大合格生のノートは…』に魅力を感じなかったのは、頭の良い人がどのように考えてそのようなノートテクニックに至ったかがわからないから。ただ、きれいなものを並べ、こじつけのような法則に冷や汗。
それに比べ、この本は、ノート部分も良いのですが、後半の「ノート作成座談会」の部分が非常に参考になります。著者が小4の頃の話から始まり、パラパラ漫画を書いていた話。ああ、こんなに勉強ができる人も、自分とやってたことは同じなんだと親近感がわきます。
そして、中学受験のためにノートテクニックが進化し、開成中に入ってさらに進化するその過程の話など非常に面白いです。
大学受験時におすすめの参考書、問題集の紹介などもあり、後半部分、意外に濃い内容です。
春休みに、復習しようと考えている高校生は、これを参考に苦手な部分をノートにまとめてはどうでしょうか。確かに「マネして学べる」ノートです。
「二匹目のどじょう」だと言う人もいるでしょうが、こちらのほうが上ですね。
『東大合格生のノートは…』が悲惨だっただけに、こちらの内容の良さが光ると思います。