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東大入試 至高の国語「第二問」 (朝日選書)
 
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東大入試 至高の国語「第二問」 (朝日選書) [単行本]

竹内 康浩
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

東大入試の国語問題は、じつに深い文学の本質を問うている。単なる知識ではなく「思索する力」が問われるのだ。金子みすゞをブームの前にいち早く取り上げた、1985年の伝説の良問と言われる「第二問」から過去問20年分を分析し、赤本など模範解答では触れ得ない対象作品の本質、東大入試の本質に迫る。

内容(「BOOK」データベースより)

日本最難関と言われる東大入試。その国語・現代文問題には良問が多いが、なかでも「第二問」は、文章を読んだうえで感想や考えを160~200字で書かせる、独特かつ伝統的な「200字作文」である。世に出たばかりの金子みすゞの詩を取り上げた「伝説の1985年第二問」を始め、寅さんのセリフ、死に行く友人への手紙…とバラエティに富んだ作品が毎年出題され、これらには実は通底する大テーマがあった―。まさに「至高の第二問」である。1999年をもって、この「第二問」の形式は消えたが、今なおこのテーマは東大入試に出題され続けているのだ。東大は受験生に何を求めているのか―。過去問30年分を分析し、題材となった様々な文章を読み解き、解説書の「赤本」では触れ得ない作品の本質に、ひいては東大入試の本質に迫る。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2008/8/8)
  • ISBN-10: 4022599464
  • ISBN-13: 978-4022599469
  • 発売日: 2008/8/8
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 五島雅 VINE™ メンバー
形式:単行本
 無論、「傾向と対策」的な使い方としてとらえることはできると思います。いわゆる「第二問」は姿を消した?ようですが、全体としての賞味期限は切れていないのではないと推察します(2011年3月入試では第一問に「過去から未来への連続性の視点」という観点からの出題もされています。本書に記述がありましたね)
 ただ、本書の活用をそこに限定するのは惜しいと思います。東京大学(日本の最高水準の知性...)が、将来の日本指導者をどのように描いているか。そして、その観点が入試問題という形をとり、過去数十年にわたってどのように継続されてきたかを知ることができます。
 また、本書を評論文として考察することで、読解力を深めることができると思います。問題に対する解説が、レベル的には難解すぎず、やさしすぎず、ちょうど入試レベルくらいだと思います。この点でも受験生には読む価値はあると思います。
 しかし、解釈自体には異論もあります。例えば、主に本書前半に展開される「死」へのこだわりについては、テーマが重い(重すぎる)ため、もっと紙幅を割いて分析すべきであると思います。(日本人の死生観に限定している点、とか)
 繰り返しになりますが、このように、批判的に読解することで本書は有効に活用できると思います。
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By 清高
形式:単行本
1.内容
著者は、約30年分の東京大学入学試験の現代文の、主に第2問を検討したが、東京大学入学試験の現代文には一定の傾向があった。それは、たとえば、「死から目を背けない」(p9)こと、「加害者としての自分という視点」(p42)を持つこと、時間は直線的な構造ではなく、「円環」(p110)の構造を持っていること、「あちらの世界」から「こちら側を眺めること」(p183)、「債務者の倫理」(p231)に従うこと、など。以上挙げたように、東京大学の現代文の価値観においては、要領のいい人より、愚直に考えることがいいようである。

2.評価
鑑賞としては深い。1で読み取った著者の見解は頷ける。ただ、結構難解であることと、現場で本書のようなことを考えられるかが疑問だったので(入試問題は解くためにあると言えるから重視)、星1つ減らして、星4つ。
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形式:単行本
書かれた内容を書かれた言葉に基づいて綿密に読み込んでいき、
東大現代文がこだわり続けるあるテーマについての考察を深めていく。
論理の飛躍も難解な記述もなく、「当たり前のこと」を相対化する示唆に富んでいるが、
あくまで受験を終えた学生・社会人が教養として読む本であるので、
入試対策の本として受験生が読むには全く適していない。
受験生が読んでしまったら東大が求めている(と、問題文から解釈できる)解答は
これほどのレベルなのか…と絶望してしまうこと請け合いである。
とはいえ、これくらい文章を熟読玩味できれば読書も楽しかろうと憧れを抱かずにはおれない。
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