最近赤坂憲雄さんつながりで読書しています。五木寛之さんとの対談。五木さんがものすごく深いですね。文章が読みやすいのに。坂の上の雲・・・むしろ明治にたくさん切り捨てられたものがある、越中強盗、加賀乞食・・・の句の成り立ちの話、宮沢賢治の詩「打つも果てるもひとつのいのち」など。次に中沢新一さんと。縄文時代の埋葬場所、カイエソバージュでも書いている「鮭の大助」と類似した世界の民話など。次に谷川健一さんと。東北に残るアイヌ語由来の地名の話、これは特に面白かった。高橋克彦さんと。歴史は田村麻呂と大同に始まる。田村麻呂はなぜ東北で尊敬されているのか。東北は稲作を定着させられて力を失った?、イサベラ・バードの日本紀行の話。次に高橋富雄さんと。東北学とは戦後の日本をどうするのか?の答えである、ヤマトじゃない日本を発見したい、倭国と日本国の闘争、平泉文化の成り立ち。次に井上ひさしさん。「吉里吉里人」の執筆モチーフ、方言と共通語の間の話。最後に山折哲雄さん。演歌の北方志向、良寛の世界観、イスラエルでの3大宗教の混在、など。面白いテーマがたくさんありました。対談集なので全部さらっとしていて、何度も読み返す本ではないかもしれませんが、一度は読んで!と薦めたい本です。