横尾忠則といえば、60、70年代のサイケデリックな作品のことしか知らなかったので、シンプルな街角の写真というのが意外な気がしました。これは円熟というものでしょうか?
Y字路の写真と言えば、角に特徴的なビルを配したニューヨークのものを思い浮かべてしまいました。最初は街角のY字路へのこだわりって何だろうと思いました。確かに遠近法で言う消失点(vanishing point)が二つあって、幾何学的に奥行きのある感じがします。
しばらく見ていて思いました。Y字路って、なんだか、人生の岐路みたいですね。「あの時・・・」なんてことは誰にもありますよね。逆に見ると、人生の出会いみたいなものを考えさせられます。
飽きない写真集です。