本書は猪口邦子、小池百合子、佐藤ゆかりの3氏が、それぞれ主に少子化対策、環境問題、金融経済といった得意の観点からの提言をしています。
各氏約60ページの提言プラス3氏の鼎談約30ページといった内訳です。
現在の国と東京の施策や先進諸国の取り組みなどを紹介し、主体は「提言」よりも現状日本や先進諸国ではどうなっているのかに置かれていると思います。
しかしそれらの「現状」の施策だけでも「ああ、こんなことをやっていたんだ」とためになるようなことばかりで、読んでよかったなと素直に思いました。
特に欧米の情報は新聞を読んでいても入ってこないのが実情なので、先進諸国での様々な取り組みは興味深く読めました。
「女性ならではの観点」というものは間違いなくあると思うので、独自の観点でこういった活動が増えていけば、政治に新しい風が吹いて、それが民意にも影響していくと思います。
そういう意味でこれからの活動が楽しみです。