ざっと斜め読みにしましたが、これは明治からの電力史を中心に
東京電力のことを語っている本です。失敗の本質は見えてきません
でしたが、分からなかった戦前の歴史などが整理されていています。
日本発送電株式会社時代、電気料金は安定していたらしいですが、
その裏には日本発送電株式会社の赤字が隠されていたそうです。昭和
60年頃まで国策国営の国鉄が膨大な累積赤字を膨らませた事実と似て
います。東電国有化の方向性が動き出していますが、国営後公金返済
を済ませないうちに突然破綻する危険性が僅かでもありそうです。
戦後、日本発送電株式会社には日本電気産業労働組合と言う労組が
ありましたが、それに関しては全く記述がありません。若干残念です。