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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
東京の今と昔がよくわかる,
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レビュー対象商品: 東京考現学図鑑 (単行本(ソフトカバー))
東京について多く執筆しているコラム職人・泉麻人が昭和初期に活躍した今和次郎(こん・わじろう)と吉田謙吉の仕事を現代風に再編集した一冊。書店で装丁の美しさにやられて購入! こういう内容は学術的で堅苦しくなりがちだが、そうではなく気軽に読める本に編集されているところはさすが職人・泉麻人。 いま流行りの古い写真をまとめた本などからでは絶対に読み取れない当時の市井の人びとの様子がわかって面白い。 当時彼ら(今と吉田)が行っていた調査レポートを、銀座、浅草、本所深川、阿佐ヶ谷…とエリア別に泉麻人がやさしくナビゲートしてくれているので、街についてのコラム集としても楽しめる。 巻末に収録された豊富な図版を眺めるだけでも一読の価値があると思う。思わずうっとりしてしまった。 関東大震災からの復興の様子を記すために始めたという“考現学”。 先の震災で心を痛めた日本人は多いと思うが、この本で取り上げている関東大震災後の復興の記録に、未来に向けてのメッセージが隠されている気がしてならない。
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5つ星のうち 5.0
大衆文化ウォッチャーの90年越しコンピ,
By ヤマ トミオ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 東京考現学図鑑 (単行本(ソフトカバー))
大正から昭和にかけ、考古学ならぬ「考現学」を自称して、東京の風俗のヘンな統計や記録をとりまくった人らがいて、 その膨大な「ほぼ意味ねぇ記録」に大きな意味を持たせた、超・労作。 発掘・編纂し解説を加えたのが泉麻人というのは実にうなずける話で、 他の人だったらできなかったと思う。 昭和から平成にかけ「軽薄文体」でトレンドウォッチを牽引した泉麻人は、 加齢と共に「昭和末期の生き字引」方面にシフトし、 最近ではすっかり「東京史のオーソリティー」だ。 その華麗なる転身に長年の読者としては嬉しいし、 単純にこの本は一級の東京風俗資料なので読む価値はある。図版も多し。
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