この本は、まさに『東京てくてくすたこら散歩』(伊藤まさこさん)の雅姫さん版です。本の構成などそっくりですし、ショップもいくつかかぶっています。とはいえ、二人の個性の違いは出ているので、比べるとなかなか面白いです。こちらのほうが写真が大きくたっぷりあるので満足感があるかもしれませんが、きれいな風景の前で雅姫さんがポーズをとっているものなどは、個人的には、「雅姫さんが写っていなくてもよいのでは?」と思わせました。また、同じ界隈をめぐっているのでも、衣装がショップごとにいちいち違ったりして、雅姫さんはなによりもモデルであり、タレントなのだなと思わせます。ファンの方ならファッションも参考になるでしょう。ざっくりまとめると、伊藤まさこさんは知的でリアルな通好みの東京を、雅姫さんはお洒落でチャーミングで乙女な東京、を紹介しています。