Would you like to see this page in English? Click here.

中古品を購入
中古品 - 良い 詳細を見る
価格: ¥ 230

または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
 
   
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
東京小説 (角川文庫)
 
イメージを拡大
 

東京小説 (角川文庫) [文庫]

林 真理子 , 椎名 誠 , 藤野 千夜 , 村松 友視 , 盛田 隆二 , コリーヌ カンタン
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。


‹  商品の概要に戻る

商品の説明

Amazon.co.jp

   大都市には多様で複雑な表情がある。そこに集まり、住む人々と、街並みや建築物が作り出す表情である。大都市の表情を描く。それは大都市を愛する作家にとって、ついつい食指の動くテーマやプロットの1つともいえるだろう。

   東京という街を舞台に、5人の作家の個性をあぶりだす形でまとめられた小説集、それが本書である。銀座は椎名誠「屋上の黄色いテント」、青山は林真理子「一年ののち」、下高井戸は藤野千夜「主婦と交番」、深川は松村友視「夢子」、新宿は盛田隆二「新宿の果実」。それぞれの描く街の風景と人物は、街の空気や彩りを生き生きと彷彿させ、読者の心を引き寄せる。

   たとえば林真理子の作品は、しゃれたブティックが並び、センスのいい男女が行き交う青山という場所に、地方出身の年ごろの女エリコと、東京生まれのエリート商社マンを登場させる。エリコは男の心がつかめないまま1年の期限つきでつきあっている。男の恋人がアメリカから戻るまでという約束だった。恋を失いたくないエリコは、不安と卑屈さを抱いたまま男と関係を重ねる。けれども男は恋人という女性に実は相手にされず、その哀しみを癒すためにエリコとつきあっていた。事実が腑に落ちた瞬間、エリコは男への執着が薄れた自分に気づく。男女の心理の綾が、洗練された青山という街に浮かび上がる。

   盛田隆二の作品は、猥雑な新宿にうごめく10代が鮮烈に描かれた。真夏の熱気がゆらめく下、2人の落ちこぼれ予備校生がほろ苦い人生体験を味わう青春グラフィティー。シンナーとドラッグ、フィリッピン少女の売春婦、素人相手にぼったくりする店の男、さまざまなアジア人がごっちゃに集まる無国籍的な歌舞伎町界隈、それが切ないまでに鮮烈だ。

   本書はもともと、フランスの出版社による企画「街の小説」シリーズの一環。フランス人の目に映る東京はどのようなものか。フランス語版と日本語版の同時刊行である。(松平盟子) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

一年だけ、恋をしよう。この街で-- 東京の街が紡ぐ5つの物語

銀座、青山、下高井戸、深川、新宿――個性的な街に暮らす作家たちが、街に秘められた物語を万華鏡のごとく鮮やかに描き出す。日仏で同時刊行された「街の小説」の日本語版。映画「東京マリーゴールド」原作を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

「一年間だけでいいの。だから私とつき合って」米国留学しているタムラの恋人が帰国するまでの期限付きで、タムラとつき合い始めたエリコ。季節の移ろいゆく青山の街でデートを重ねるが…。(林真理子「一年ののち」より)。銀座、青山、下高井戸、深川、新宿―個性的な街に暮らす作家たちが、その街に秘められた物語を万華鏡のごとく鮮やかに描き出す。日仏で同時刊行された「街の小説」の日本語版。映画「東京マリーゴールド」原作「一年ののち」を収録。

内容(「MARC」データベースより)

街が物語を呼び起こす。銀座、青山、下高井戸、深川、新宿。椎名誠、林真理子、藤野千夜、村松友視、盛田隆二が書き下ろす競作集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
‹  商品の概要に戻る