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東京下町
 
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東京下町 [単行本]

小泉 信一
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書の舞台である下町はそれ自体が一つの世界で、焼酎などのアルコール類が好まれる「酎ハイ」文化圏であり、モツ焼き(ヤキトン)が好まれる所でもあります。陋巷の女性の無垢な美しさを間然と描きあげた永井荷風先生が、今も裏町を徘徊しているようです。一つ一つが読み切りの「下町ワールド」になっています。

内容(「MARC」データベースより)

東京東部の7つの区を主な舞台に、路地裏に吹く風のように下町のひっそりとした生と死をみてあるき、とりわけ庶民のささやかな生き甲斐に共感し綴った愛しの「下町」探索記。『朝日新聞』の「東京川の手版」の連載をまとめる。

登録情報

  • 単行本: 283ページ
  • 出版社: 創森社 (2003/08)
  • ISBN-10: 4883401626
  • ISBN-13: 978-4883401628
  • 発売日: 2003/08
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 2.0 “現代下町人情噺”って金型, 2007/10/7
レビュー対象商品: 東京下町 (単行本)
 発刊に寄せた巻頭の鎌田慧のメッセージのズレ具合がイタい。「おなじ記者でも、いまはやりの新幹線型ではない。人情、頑固のトロッコ型、昔気質の二本の足で書く記者である」。「いまはやりの新幹線型」?これ2003年初版の本なんですけど。鎌田のテンプレートはいつからアップデイトされてないんだろうか?
 このメッセージをこう締めくくられる。「小泉記者は、路地裏を通り抜ける春風のように、下町のひっそりした生と死とをみてあるく。とりわけ、庶民のささやかな生き甲斐に共感している。そのやさしい筆致で、現代下町人情噺を織りあげた」。よくこんな手垢のついた言葉をスラスラと羅列することが出来るもんだ。読む側としては、この巻頭言だけで、「“ヒューマンな社会派”によってあらかじめ用意された“現代下町人情噺”って金型に、取材してきた素材が流し込まれて、オートメーションで“美談”ってパッケージ商品が送り出されてくるんだろうな」って先入観を持ってしまう。そして、実際、この本は鎌田と読者の期待を寸分も裏切らない。
  ビレッジ・ハウスの手掛けるブックレイアウトの手抜きもヒドイ。これ同じ創森社の「立ち飲み屋」と柄変えただけじゃん。
 切り口はともかく、ネタ自体は面白いものもあった。だけど、これ、新聞記事の再録なんだから、日付を入れてほしかった。「川の手版」の台東、墨田、江東、荒川、足立、葛飾、江戸川って、ここ数年で大きく変わってるわけで。リードと本文で表現が重複するのも、手を加えるなり、逆に新聞記事のレイアウトのニュアンスを残すなりしてほしい。
 「下町」ってファンタジーに甘んじていちゃ、「下町」を残すことも、変えることも出来ない。「下町」はヴァーチャルでも博物館でもないし、どんどん新しい住人も増えているんだからさ。こんなに精力的に取材しているのに、ちょっと惜しいよ。
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