明治後期を背景に出した身分差恋愛漫画。
明治、大正ものが好きでみまくっているので少し悲しげな表紙のこの漫画を手に取ってみました。
感想として、絵は綺麗で透明感もあるので見ていて楽しいけれど、いまいち屋敷描写や内容に踏み込めずに上滑りな印象がしました。
いわゆる身分差恋愛の抵抗は無く、あっさりと子爵家の当主である青年と主人公である女中が恋愛関係っぽくなるのに納得いかない。
いくらお気に入りの女中とは言えど子爵家の系列のお嬢様に手を上げるのは、普通辞めさせられると思う。
そのお嬢様も誰もお付き女中つけないで他の家に行ったりするかな……
子爵家の門入って直ぐに屋敷(洋館)の玄関があるってことは無いと思う。
お屋敷の前に車寄せの玄関はないの?
客が帰る為に乗る馬車が公道(電線あり)に停まってるけど。
沢山調べているようだけど、やっぱり気になる所が多い。
これが明治大正を細かく描いていないのならいいのかもしれないけど、頑張っているのが見えるからもっと正確なものを求めてしまう。
突っ込みどころは多いですが、一巻の最後はもしかして……という嫌な予感で終わっているので
もしかしたら二巻以降、物語は悲しげに進むかも。
帯のキャッチコピーは
「来年もこの景色を見れるのでしょうか?」(これって見られるじゃないかな)
「いけないとわかっていても、恋に落ちる。こらえようと思っていても、涙は流れる」
二つ目のコピーで期待しましたが、身分差の躊躇はあまり期待できません。