1960年代前半に活動した前衛芸術集団ハイレッド・センターが催した奇行の数々を当時の写真を交えながら赤瀬川自身が解説。「芸術じゃない、芸術じゃない」と否定しながらパフォーマンスを続ける3人の詐欺師たちのあまりの破天荒ぶりに爆笑すること間違いなし。紐、梱包、洗濯バサミを武器にして当時のアートシーンに殴り込みをかける!ゲイジュツという化けの皮が剥がされた後には一体何が残るというのか?あらゆる前衛が彼等によって喰い尽くされてしまった今、ハイレッド・センターを超える新たな前衛を見つけ出すことは不可能なのかもしれない。土方巽やナムジュン・パイクらの写真も一見の価値あり。