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OLのエリコ(田中麗奈)は、合コンで知り合ったタムラ(小澤征悦)に恋をするが、彼にはアメリカ留学中の恋人がいた。「彼女が帰ってくるまでの1年間だけでいいから、私とつきあって」。かくして期間限定のエリコの恋愛が始まるのだが…。
林真理子の短編小説を原作に、市川準監督が繊細に描いたラブストーリー。最初はうきうきと日々を過ごしていたものの、やがて終わりの日が近づくにつれて感情を乱していくヒロインの姿が、幼くもせつない。東京各地のしゃれたスポットがさりげなく登場しては、彼女の想いなどを風景で包み込んでいくという手法も、市川監督の作品らしい。味の素「ほんだし」CMから企画がスタートしており、そこで田中の母親に扮していた樹木希林が、ここでも軽妙な母親ぶりを披露し、画面に憩いを与えてくれている。(的田也寸志)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
彼と別れたばかりの21歳の娘が、合コンで出会った男との期間限定の恋を通じ成長していく様を描いた、林真理子の原作を『はつ恋』の田中麗奈主演で映画化。監督と脚本を『東京夜曲』でモントリオール映画祭最優秀監督賞を受賞した市川準が務めている。
内容(「Oricon」データベースより)
林真理子原作の短編小説「1年ののち」を、市川準監督が映画化した、1年間という期限限定の恋愛を通して精神的に成長する女性の姿を描いた、田中麗奈主演で贈る切ないラブストーリー。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
市川準で田中麗奈。これでもうおれ的にはOK。林真理子の原作は、1年の期間限定の淡い恋愛ごっこというお話だが、それ自体は重要ではない。東京という街を、やりきれない感情をもてあましながら漂う田中麗奈により添って歩くというのがここでの映画体験だ。どのショットも清新にして情報量が多い。親愛とせつなさを込めて描く東京、まさに市川準の独壇場だ。本編視聴中に(場面ごとの)ロケ地ガイドの映像(田中麗奈のナレーションとイラスト付き!)も観られるという機能はDVDならでは。樹木希林の抑えた演技も素晴らしい。 (大須賀猛) --- 2002年01月号