学者内田とビジネスマン平川との往復書簡(メール)集。二人は小学校以来の竹馬の友だとか。二人とも武道家で、バイク乗り。どんなおっさんたちやら。
しかし、書簡(メール)で語られている議論はレベルが高い。時に思い出話に浸り、わき道に大きくそれながらも、ハイレベルな議論が行き交う。おっさんに学ぶことはやはり多いなあと痛感した。
平川さん、という方存じ上げていなかったのだが、内田樹と議論できるくらいだから、なるほど頭がきれる。
2人の話題は大学、アメリカ、イラク戦争etc.etc.と多岐に渡り、それぞれ独自の視点・切り口から、時に思考を補い合い、そして互いにインスパイアされながら新たな議論の地平を開いていく。
こうした「知の体力」は共感に値するし、「対話」の有する力を思い知らされた次第である。
何より、2人のおっさんこどもはとても魅力的である。