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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ほのぼのとした人間模様が懐かしい。,
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レビュー対象商品: 東京バンドワゴン (単行本)
東京の下町にある老舗の古書店を舞台に、悲喜こもごもの人情噺を、情緒あふれる家並にふさわしい登場人物たちが鮮やかに織り上げる、エピソードの数々。 一徹な親父、奔放なロッカーの倅。三人の孫は真面目にちょっと軽いのと、 あとはシングルマザー。 登場人物の性格付けは、なかなか考えてあってご苦労様と言いたい。 一見バラバラで破綻しそうな家族だが、著者の手腕によって見事にまとまり、 面白そうなことには皆が首を突っ込みたがり、トラブルに対しては結構真面目に 解決の道を探る。 出てくる人はみんな良い人で、昔の「お笑い三人組」や「一丁目一番地」的感じ。 「なんじゃ?それ。」とおっしゃる向きには「オールウェイズ三丁目の夕日」と 言った方が分かりやすいかも。 古書店だけに、みんな結構インテリで実は真面目なのがちょっと面白みに欠けるかな、 という嫌いはあるが、誰もが嫌いではない世界だろう。 そういう意味では、安心して読める一冊だ。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
懐かしい雰囲気,
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レビュー対象商品: 東京バンドワゴン (単行本)
とにかく登場人物が多い。そしてそれぞれが活躍したり、問題を起こしたりするので 感覚が開いてしまうと どんな話だったかわからなくなってしまいます。 それはこちらの理解力の乏しさのせいかもしれませんが。 語り手は もう他界してしまっているおばあちゃん。 彼女の夫が一家の大黒柱で その息子と(モデルは内田裕也さんですか?) 孫3人、孫の嫁そしてひ孫が2人の大所帯。 そこにもう一人の孫の婚約者。 多すぎますよ。 語り手のおばあちゃんも戸惑ってるんじゃない? ただ、一人ひとりの性格付けはしっかりしているので 読み手にも混乱は起こりませんけどね。 この一家に大小さまざまな問題が持ち込まれ、 といっても家族の仲が壊れるような問題じゃなく、 周りの問題なんだけど、 なぜかそれをこの一家が解決していっちゃう、そんな話です。 読み進めていって 何故だか懐かしい、そんな感じを持ちました。 うちは3世代同居の家だったから そう感じたのかもしれません。 ノスタルジックな感慨にふけることの出来る一冊でした。 物語自体は 語りがおばあちゃんだからか、 柔らかい感じで ものすごく読みやすいものでした。 そこへんに好き嫌いがでるかもしれませんが。 孫の名前が 藍子 紺 青 というのも筆者のこだわりでしょうか? すべて青系統の色でまとめられているとこがなんか、いいですよね。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
変わり続けていく世の中と、決して変わらない大切な物。,
By ジーナフウガ "ジーナフウガ" (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 東京バンドワゴン (集英社文庫) (文庫)
この小説。下町で古書店兼カフェを営む四世帯九人の大家族堀田家と、その周辺で暮らす人たちの間に起こる様々な事件、そして春夏秋冬、 一年の泣き笑いが懐かしのホームドラマ仕立てで描かれていて、とても面白かった。 沢山の登場人物も1人ずつ丁寧に設定されているので読み進めて行くにつれ、 頭の中で勝手に登場人物をキャスティングして楽しめたし。 (ちなみに僕は老主人・勘一を六平直政さん、長男で伝説のロッカー我南人を 佐野元春さんが老けた姿、で想像してました。皆さんはどんなキャスティングしますか?) それから、何より良いなぁ、と思えたのは、一話毎のエピソードが 日々の暮らしと結びつきながら、しっかりと季節の流れの中、 前向きな時間を刻んでいた事!! 変わり続けていく世の中に、変わらない大切なものを知ってる人たちの居る作品。 まさに、「LOVEだねぇ」。。
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