前々から気になっていた本、
リリー・フランキーの『東京タワー』
文庫化されているのを見つけて読んでみました。
もうね・・・月並みな感想ですが、心に響きましたよ。
僕の母は、もう60代半ばの高齢なんですが、
ここ一年くらい前からでしょうか、ふと僕の母を見ると
「なんだかお母さん、背がちっちゃくなったな〜」と思ったり、
もともと小柄だから、靴も小学生みたいな大きさで、そんなのを
見て何かをふと想っていたり、毎日スーパーの半額を買いに出かけて
重たいスーパーの袋を担いで、よろよろと持って帰ってくる姿を見て
なんだか申し訳ないな、持ってあげればよかったなと思っていたり。
そんなことを思いながら読み進めてゆき・・・
あれが食べたいなと思えば、腕を振るって料理を作ってくれたり、
僕が高熱を出して倒れたら、雨のなかでも自転車ダッシュさせて
スーパーと薬局へバファリンとポカリと林檎ジュースを買いに行って
くれたりしたり、
決して他人が言ってくれないようなうるさい小言を言ってくれたり。
でも僕の母は実は難病を抱えている。今生きてるのが奇跡なくらい。
そんなことをシンクロさせながら読んでいって、最後には
ボロボロボロ泣きましたよ。
手遅れになる前に、
もっともっと素直になって親孝行しようと思った。
やがてお別れの日がくる。いつかわからないけれど。
(考えるとほんとに怖いことだ)
だから感謝したい。生んでくれたことを。育ててくれたことを。
ありがとうオカン。