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東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)
 
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東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫) [文庫]

リリー・フランキー
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 740 通常配送無料 詳細
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商品の説明

商品の説明

第3回(2006年) 本屋大賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人----。
四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町で、ボクとオカンは一緒に暮らした。やがてボクは上京し、東京でボロボロの日々。還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。
「東京でまた一緒に住もうか?」。
ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来る----。
大切な人との記憶、喪失の悲しみを綴った傑作。

200万人が「家族」を思って涙した、2006年本屋大賞受賞作が待望の文庫化!


登録情報

  • 文庫: 522ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/6/29)
  • ISBN-10: 4101275718
  • ISBN-13: 978-4101275710
  • 発売日: 2010/6/29
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 47,076位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By キキ
形式:文庫
前々から気になっていた本、
リリー・フランキーの『東京タワー』

文庫化されているのを見つけて読んでみました。

もうね・・・月並みな感想ですが、心に響きましたよ。

僕の母は、もう60代半ばの高齢なんですが、
ここ一年くらい前からでしょうか、ふと僕の母を見ると
「なんだかお母さん、背がちっちゃくなったな〜」と思ったり、
もともと小柄だから、靴も小学生みたいな大きさで、そんなのを
見て何かをふと想っていたり、毎日スーパーの半額を買いに出かけて
重たいスーパーの袋を担いで、よろよろと持って帰ってくる姿を見て
なんだか申し訳ないな、持ってあげればよかったなと思っていたり。

そんなことを思いながら読み進めてゆき・・・

あれが食べたいなと思えば、腕を振るって料理を作ってくれたり、
僕が高熱を出して倒れたら、雨のなかでも自転車ダッシュさせて
スーパーと薬局へバファリンとポカリと林檎ジュースを買いに行って
くれたりしたり、
決して他人が言ってくれないようなうるさい小言を言ってくれたり。

でも僕の母は実は難病を抱えている。今生きてるのが奇跡なくらい。

そんなことをシンクロさせながら読んでいって、最後には
ボロボロボロ泣きましたよ。

手遅れになる前に、
もっともっと素直になって親孝行しようと思った。

やがてお別れの日がくる。いつかわからないけれど。
(考えるとほんとに怖いことだ)

だから感謝したい。生んでくれたことを。育ててくれたことを。

ありがとうオカン。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By パタ
形式:文庫
私はリリーフランキーを知りません。
一時、映画にもなり流行ったこの本を手にとったのは、その装丁の
シンプルさに惹かれたからでした。

母への愛にあふれている作品。
私は自分の親をこんなにまで愛することができるでしょうか。

日常を日常として日々すごすことの幸せは子供のころにはわかりません。
むしろわかってはいけないし、それを振り切って生きていくこその
チャレンジがあるのです。
自分が年を経て、振り返ってみて、改めてその幸せを感じます。

筆者はその時その時にどこまで感じていたでしょうか。
母を鎮魂し、そして振り返ることができてこそ、この
愛と感謝が生まれてきたのではないでしょうか。

必ず来るその時に対し、真正面から向かうことは怖くて、
日々はなにげなく動いてきます。
両親に近くいることさえかなわない。
感謝を伝えることすら今更難しい。

そんな日常すら、日常としての幸せ。
その幸せを幸せとして認知しながら、日々を
せいいいっぱい生きていくことが、我々
限りある命を持つ立場だと感じるのです。

時間は止められない。
そして24時間はすべての人に平等。
100年後には今生きている人は誰もいない世界。

日々に感謝。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
芸術と犠牲 2010/9/30
By amazon
形式:文庫
この本を読んで思うのは、文学あるいは芸術は人の犠牲のもとにしか本当は成り立たないのではないか、ということを再び思い起こさせた。

お母さんが亡くならなければ、このレクイエムは描かれなかった筈だからだ。

この作品で著者はルール違反をしている。実在の人物が特定でき、読めば必ず(当人でなくても関係者が)傷つくように書いてあるからだ。

母のガンを見逃した町医者、母の手料理に一切触れなかった編集志望の若い女、母の最後に疲れて眠っていた父子を笑った看護婦、だ。

すべて母への想いから強い怒りをもって描かれている。

これは実在の人物で直接最近亡くなった人を扱う場合、ありうべき問題だが、それもレクイエムに付随する出来事ではある。
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