まず今回の冒頭は学校から始まります。家庭教師を探している水森が同級生の山野と遭遇します。山野は逃げる最中に親友を見捨ててしまった弱みを握られ、元親友?の二人に食料などを取りに行かされていたという。そして次は大事な鞄を落としたから取って来いと言われるのだが… 何故に他人の鞄なんかの為に命投げ出してるのだろう…? 確かに仲間を見捨てた事は動揺に値するでしょう。 だからって、自分の事をパシリにしか使わない奴らの為に行動するでしょうか? まぁ山野はそういう人だと言われれば、そうなんでしょうが…説得力が無さ過ぎる。無いなら最初から設定を変えるべきでは? 武器を手にゾンビと戦って鞄を回収する勇気と度胸があるなら、マニキュア片手のギャル女の二人くらい拘束出来るでしょ? それが常識的じゃない? ロメロ系ゾンビの作品は人間の狂気も醍醐味でしょ? ならそれが答えの筈! (個人的に水泳部の部室という単語が登場したので、一巻冒頭で襲撃された部員のスクミズゾンビを期待したのですが出なかった…) それに今作の事件は前日の深夜から朝に発生していますが、学校には生徒しか居らず、他の一般人の姿が見えない。 学校は非常時に避難所として指定されてる筈です(自分は宮城県人で被災もしたので解る)なのに避難して来ている姿が無い。東京なんですよね? 人も多い筈ですよね? この作者の方は、頭の中で“こうなるだろうな”と考える事前考案が足りないと思いました。 長文失礼。