興味深いのは、ページをめくってもめくっても、子どもらしい笑顔に出会わないこと。問題集を乗せた机を前に、横目遣いでこちらを見ている三白眼の少年ほか、どんな感情に支えられているのか測りがたい、そのくせはっとさせられる子どもたちの一瞬の表情をとらえている。背景の無機的な壁や、青味を帯びた色合いが、子どもたちから温もりを奪って見えるのかもしれない。そんな子どもたちを見ることは「ほとんど、バージョンをあらためた人類の網膜を直接のぞきこむような冷え冷えとした体験」だという、ダグラス・クープランドの巻末解説がまた刺激的である。(中村えつこ)
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僕は、子供けっこう好きです。もっと言うと子供が羨ましいです。
あの泣けばすむと思っている身勝手さや、だだをこねてないものねだりしても、
あの無邪気な笑顔ですまされる所がいいなと思います。
でもいつの間にか子供が大人ぽくなっているみたいです。
昔から子供は、大人の背中を見て育つっていうけど、
今の子供には、大人の背中はどううつってるんだろう?と思います。
どんなに間違った事や、誤りを犯したとしても、
それが子供らしい行動に基づくものだったら、あの無邪気な顔で許されていたのが、もはや許されなくなったからかも知れません。
下手に言い分けする子、間違いを認められない子、徹底して口答えする子、
そんな子供が増えている気がします。
「そのままじゃ、宗男になっちゃうぞ」。そう思いながら
子供を見ていました。
間違いを認められない大人、罪をなすりつけあう社会を見てたら、
子供もひがむわな。
ホンマタカシさんのこどもの写真集には、そんなこどもの表情がいっぱいです。
子供と会話する事ができなくなった大人への警告なのかも知れません。
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