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5つ星のうち 4.0
鉄道を中心とした東ヨーロッパ旅行のエッセイ,
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レビュー対象商品: 東ヨーロッパ鉄道一万キロの旅 (単行本)
筆者の桜井恒夫氏は元帝人に勤めていた方で、元日本コントラクトブリッジ競技委員長でもあります。旅行記の中にトルコでのコントラクトブリッジ大会の様子が触れられていました。また埼玉県立浦和高校時代からの友人の藤間正博氏は、元新日化環境エンジニアリング役員をしていた方です。
本職のトラベル・ライターではありませんが、情報量の多い内容で、あまり知られていない地域の事情や街歩きには参考になる記述が多いと感じました。 第1部「東ヨーロッパ'ロマンティック街道紀行」は、2004年4月から2週間の旅でした。旅行の計画と準備の項のみ藤間氏の文で(目次には記されていませんが、本文を読むとそのようでした)、他は桜井氏の文です。本書の中で一番ボリュームの多い箇所で、鉄道の旅としても今後の参考になるものですから、この地域の鉄道の旅を計画している方にはきっと役立つと思われます。東ヨーロッパのワルシャワやブダペストのような観光地を巡っているので、一般のツアーで訪れる場合にも参考になるでしょう。 第2部「ソ連紀行」は1989年5月の8日間のツアーの記録です。ソ連崩壊直前の訪問ですし、当時とは経済状況が大きく変化していますが、当時のレニングラード、モスクワの雰囲気が伝わるものでした。 第3部「バルト三国紀行」は、当方の関心がある地域ですので、しっかりと読みました。2001年6月のクラブツーリズムの8日間のツアーで、ヘルシンキ、ヴィリニュス、カウナス、リーガ、タリンと巡る旅の概略が記されています。もう少し記述量が多ければもっと良かったと思いました。なかなかバルト三国の旅行事情は伝わってこないものですから。 第4部の「ブリッジオリンピック参加とイスタンブール'ブカレスト紀行」は、桜井氏が関わっているブリッジオリンピックがイスタンブールであった2004年の旅行記でした。同行の奥さんの怖かった様子や、コントラクトブリッジ大会の模様など伺い知れない記述が参考になるでしょう。 第5部の「バルカン半島・東イタリア紀行」、第6部の「クロアチア‐ロシア紀行」で本書は締めくくられていました。
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