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来世は野の花に―鍬と宇宙船〈2〉
 
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来世は野の花に―鍬と宇宙船〈2〉 [単行本]

秋山 豊寛
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

宇宙ステーション「ミール」から帰還後、福島・阿武隈山系滝野町で有機農業栽培に従事していた著者は、3・11東日本大震災と福島第一原発崩壊に見舞われ、原発難民となった。本書はその体験と、農人としての生きざまを語った元宇宙飛行士のリアルな警鐘である。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

秋山 豊寛
1942年、東京生まれ。1966年東京放送入社。外信部、政治部記者を経てワシントン支局長。1990年、日本初の宇宙飛行士として旧ソ連の宇宙船ソユーズに搭乗し、宇宙ステーション「ミール」から地球の模様を中継した。1992年には熱気球による世界初のベーリング海峡横断に成功。国際ニュースセンター長だった1995年に東京放送を退社。翌年から福島県滝根町(現・田村市)で有機農業と椎茸栽培に勤しむが、3・11東日本大震災と原発崩壊のため“難民”に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 285ページ
  • 出版社: 六耀社 (2011/11)
  • ISBN-10: 4897376939
  • ISBN-13: 978-4897376936
  • 発売日: 2011/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.3 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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「秋に稲刈りをしたら、わら人形を作り、原子力ムラの人たちの名前を張って、くぎを打ち付けたい思いです。」
と取材に来た新聞記者にやり場のない憤怒をぶちまけたという秋山さん。

 日本人初の宇宙飛行士として、90年にソユーズ宇宙船に搭乗した元ジャーナリストの秋山豊寛さん(69)。その後、福島県滝根町に移住し、有機農業に取り組んでいた。原発から自宅までは約32キロ。

 管理職になるのを嫌い、早期退職して有機農業に取り組んだ秋山さんは少し前から僕にとっても気になる存在だった。ぼくも棚田で米作りを初めて3年目が経過した。にわか週一百姓の端くれだからだ。
 冒頭の新聞記事に深くうなずいてしまい、いつか本を読んでみたいと思っていた。昨日書店で偶然本を目にし、すぐに購入した。なかなか面白く読ませてもらった。

 原発による放射能被害と政府のずさんな対応への憤りが実に整理されながら語られていて大いに共鳴するのだが、それよりも何よりも、この人も「子ども達へ何を伝える」べきかを真摯に模索している姿に感動した。
 日本文化の伝統が花鳥風月への感性を共通基盤にしていることを体感できず、仮想世界にのめり込んでいく子ども達に「しなやかさというたからもの」(国分一太郎)をとりもどす意味でも、お米作りは重要だと指摘するが、ぼくも強く肯いた。
 本の題名の素敵。他の著書も読んでみたいと思った。
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