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来たるべき言葉のために
 
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来たるべき言葉のために [単行本]

中平 卓馬
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 6,930 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 8,190

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

伝説の写真集、甦る!
制度的言語への苛烈な挑発から40年......
写真の歴史は中平卓馬に追いついたのか?

1970年に刊行された『来たるべき言葉のために』は、1960年代後半から70年代にかけて、従来の映像美学を覆すラディカルな作品によって日本の現代写真に大きな転換をもたらした写真家、中平卓馬の初の写真集として、写真史にその名を残しています。けれども、刊行から40年を経て同書の入手は困難となり、掲載作品のごく一部が繰り返し紹介されるという残念な状況がこれまで続いてきました。これら一連の写真は、1973年のエッセイ「なぜ、植物図鑑か」において作家自らが批判し、乗り越えるべき対象とした作品群ですが、作者がそれを否定した意味を再考するためにも当の作品が提示されることは充分に意義深いことのはずです。現在も写真家として日々活動を継続している中平卓馬の初期写真集をとらえなおし、いまなおアクチュアルな作品として再発見することを企図して、本書をここに再刊いたします。

写真点数:モノクロ100点(ダブルトーン)
装本:服部一成
付録:中平卓馬エッセイ収録英文小冊子

[Contents of the supplement]
-An introduction by Akihito Yasumi, "Trajectory of Nakahira Takuma: Situating the Republication of For a Language to Come."
-Three Essays by Takuma Nakahira:
"Has Photography Been Able to Provoke Language?"
"Rebellion Against the Landscape: Fire at the Limits of my Perpetual Gazing . . ."
"Look at the City or, the Look from the City"


登録情報

  • 単行本: 160ページ
  • 出版社: オシリス (2010/6/15)
  • ISBN-10: 4990123980
  • ISBN-13: 978-4990123987
  • 発売日: 2010/6/15
  • 商品の寸法: 30.6 x 21.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
「来たるべき言葉のために」は、日本写真界のマイルストーンとも、その後に記憶を失った中平の最高傑作とも称される。絶版となり、最近は中古書店で30万円もの値が付けられていた。
この歴史的な写真集が、オシリス社によって今月再刊された。40年もの時を経て、今なお、若き中平の才能ぶりを余すところ無く伝えている。この頃の中平は、近い存在だった森山大道よりも更に普遍的な対象物、構図で撮影しているが、印象は森山より非常にシャープ、先鋭的だ。批評家としても当代随一と言われた頭脳明晰さを誇ったが、写真家としては昔も今もピュアであり、そこが不思議に人を惹きつける。
何度も見ても、嘆息ばかりが出る写真集である。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By イッパツマン トップ500レビュアー
形式:単行本
 作家の名前ばかり有名でオリジナル写真集は極めて少ない中平卓馬の第一作。この60年代〜70年頃の作品群は「なぜ植物図鑑か」(73年)により作家本人の自己批判を受けたため、同書の発表を境界線にして彼の作風は変わったとする読み方が一般的である。

 確かに60年代当時の、芸術写真にあってはならないとされていた「アレ・ブレ・ボケ」をストレートに活用したパンキッシュな作風は、作家の意図すら削ぎ落とした「図鑑」のような写真を提唱することにより自ら否定されはした。しかし、初期作品を纏めた本書と急性アルコール中毒により記憶を喪失して以降の作品群を見比べると、初期作品から一貫してこの作家が安直なストーリー性や撮影者と被写体の意図を極力排除して、一瞬のイメージのみを撮り込もうとしていることに気が付くはずだ。一方で、都市のイメージの断片がひたすら連続していくスピード感は「アレ・ブレ・ボケ」といったこの時期特有の粗い手法により加速されている訳で、この点はやはりこの時期特有の味だと言えるだろう。

 なお、本書のオリジナルには作家本人による30ページに渡る写真論が付属していたというが、この復刻版はなぜかそれが外されて、英語の解説小冊子が付録されている。どうせなら文章の方も復刻してほしかった点が残念だが、希書となったオリジナルが30万円を超える高値で取引されていたこと、印刷の経年劣化により見応えが変わるのが写真芸術の宿命であることを踏まえると、今回の復刻はやはり意義は大きいと言えるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
中平卓馬 2011/3/15
By yureru
形式:単行本
中平卓馬って、特に写真が上手いわけじゃないと思う

誰もそう言わないんだけど、僕はそう思う

撮れちゃった写真の集合じゃあないかしらね

この写真集の何が素晴らしいかっていうと、
一番素晴らしいのはタイトル

このタイトルがあるからこそ、彼の後々の写真集も高く評価されるのだと思う

ここに写っている大して上手くない写真じゃあない

来るべき言葉を受け入れるべく、今日、写真家がどういう態度を示しているべきか、
彼が写真を通して示したのは、そういう態度、姿勢であって、新しい写真そのものではない

と、思います

いや、そりゃ当然、そこいらの凡百の写真家よりは上手いのかもしれないけど、
森山大道やアラーキーや高梨豊やの域には、程遠いよね、写真の上手さとしてはね

上手い下手じゃあないところに辿り着いた近年の縦位置カラーポジの作品にはうなるものが
あるけれどもね ってもそのシリーズも猫は勘弁してもらいたいなぁ
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