「杜氏という仕事」読んで天保正一杜氏の醸した酒を飲んでみたくなった。
天保正一杜氏の人柄、天保氏の後継者杜氏との出会いと悲しい別れ。
一丸となり酒を造り臨んだ全国新酒鑑評会、結果は…。
天保正一杜氏は人として尊敬すべき人だ。
目下の人にも威張らず用事を頼むとき「すまんけど」と一言を付けてから頼むそうだ。
やることがたくさんあり忙しい中殺気立っているのにもかかわらず…下で働いている人も大切にしているからついてきてくれて一丸となりあのような良い酒ができるのだろう。
我を押し殺して相手を尊重する…なかなかできないことだ。
喜多酒造の社長さんや働いている人たちも。
個人的な意見になるが、全国新酒鑑評会は嫌いだ。
金賞を取れば。宣伝費を使わなくても消費者側がこぞって買い、取れなければ一丸となって酒を造った人たちが奈落の底に落とされてしまう。
時には出来レ−スなのでは?とさえ思う。
良い酒ほど評価されないのは悲しいし本当に新酒鑑定評会って意味があるのだろうか?と思う。
本来、冬に造り春になって出来、ひと夏越して秋に出荷するのに…。
熟成をされていない酒を評価して何になるのだろう。
人を大切にするから良いものが出来る。
今の時代人を人とも思わない企業が多いが、そういう所って意外と業績不振で人を大切(甘やかさず)にしているところは意外と伸びている。
読めば何かしら思うところが見つかるだろう。