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杖と翼 番外編 1 (プリンセスコミックス)
 
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杖と翼 番外編 1 (プリンセスコミックス) [コミック]

木原 敏江
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • コミック
  • 出版社: 秋田書店 (2009/5/15)
  • ISBN-10: 4253194370
  • ISBN-13: 978-4253194372
  • 発売日: 2009/5/15
  • 商品の寸法: 18 x 11.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
驚き… 2009/7/1
By はる
形式:コミック|Amazonが確認した購入
もう20年以上同作者のマンガを読んでいますが、
作品、ことに作画のクオリティが保たれている…どころか、作画など、
近年ますます丁寧に「新しく」なっている事に驚きが隠せません。
どこかで作者自身も話しておられましたが、「肩の力が抜けた」感じも加わり、
たまりません。

この巻に収録されているお話は、木原ファンおなじみのモチーフを取り扱いつつ、
女性の強いこと、男性の美しいことにさらに磨きがかかっている感じです。

いつまでも新作を発表し続けてほしい作家さんの一人です。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
「どうしたのデイジー」、「エメラルドの海賊」以来数十年、ドジ様の画風は変わりこそすれ、扱うテーマには、時代、国、文化を超えたところで、常に一貫性があるように感じます。

思いがけず恋を失っても、いつの間にか自分が罪を犯したことを知り、地獄をさまよっているような気持ちでも、ひとはシャンと上を向き前を向いて生きていく、それしかないんだという、「生きられるだけ一生懸命生きる」という姿勢のようなものが、ドジ様の作品を貫いているように思うのです。

しかしそのひたむきさゆえに、ついにひとの強さが尽きた時、ドジ様の主人公たちはわりと潔く自裁してしまいます。そこがまたたまらなくいとおしいところなんですが、この作品の場合はフランス革命中に、貴族のお姫様が「逃し屋」稼業の二人の青年に伴われイギリスに亡命するという筋書きで、そのお姫様が、実はみかけよりたくましい。

悲歌とは彼女が失恋した相手に送った「お別れの唄」のことなのですが、その歌を聞いた逃し屋の片方の青年が、「寂しさの極みの内容に共感できる」と言うのです。

青年のこのセリフは、誰でもが作り出せる表現ではないと想います。ドジ様ならではのこのセリフ、「寂しさの極みの内容に共感できる」・・・わたしはこのような体験をしたことがあったかな、と自分を振り返ったのでした。

そしてこの青年が、ある美少女に出会い「地獄にいる」ような心情から抜け出し、いきいきと自分の人生をあゆみ始めるのは、もう少し後のおはなしです。

この本を読んだ方は、やはり「杖と翼」本編と番外編(2)「赤い石」をお読みください。本編、番外編ともに生きる気力を与えてくれるシリーズですね。
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