現在、青年海外協力隊員の募集が行われている。毎回の募集で一番人気なのが「村落開発」の隊員らしい。募集している国もプロジェクト数も他の分野より一桁多い。しかし、応募人数も3桁に上る人気ぶりなので競争率は高い。その原因は、この「村落開発」の分野の募集が特別な技術を必要としないことにある。大学での専攻が文学部でも商学部でも問わないという点にあるだろう。開発途上国に行って自分を試したい、何か役に立ってみたい、人生を変えたいと考えている誰でも応募でき、派遣されるチャンスもある。
実は私は、「村落開発」の隊員としてアフリカの某国に派遣され、2年間の任期を終えて、今は英国の大学院で修士課程で「開発論」を選考している。協力隊での体験は素晴らしかったし、この道を自分のライフワークにするつもりだ。
バレーボール部のキャプテンをしたことがあるというだけしか売りの無い自分が村落開発の協力隊員としての体験をすることが出来たのは、3年前に協力隊を受験する直前に、この「村落開発と国際協力」に本屋でであったことにある。筆記試験も面接試験も、この本に書いてある事例をヒントにいい回答が出来た。
隊員時代も、この本の事例は自分が何をすれば分からなくなったときにヒントをくれた。今は、大学院のタームペーパーを書くときに、この本を参考にして味付けをする。
ということで長く付き合える1冊になりましたので、協力隊に応募する人や開発学を専攻する人たちにお勧めします。