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30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
胸の奥に染み入っていく物語,
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レビュー対象商品: 村田エフェンディ滞土録 (角川文庫) (文庫)
「家守綺譚」とのつながりに「ニヤリ」と嬉しくなって 楽しい気持ちで読み進めていたら… いつの間にか、しっとりやわらかな意識に包まれていました。 そして最後には涙が。 梨木さんの作品は根底でつながっている部分があり 何冊も読んでいくうちに その(作家さん自身のものともいえる)テーマの理解が深まるかんじで、 とても心地いいですね。
23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
とても深く、衝撃の走る物語,
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レビュー対象商品: 村田エフェンディ滞土録 (角川文庫) (文庫)
私は、登場人物の名前がカタカナの人がたくさん出てくるのが苦手。19世紀に生きた主人公が使う難しい言葉達。漢字で書かれた国名。 どれもこれも、私が物語に入り込めない要素ばかりで、かなり困惑。 正直、半分読んで面白くなかったらそこでやめようと思いながら読んでいたのです。最初の4〜5章くらいまでは。 でも、いつのまにやら全然気にならなくなりました。 オットーが、ディミトリスが、ムハンマドが、今ここで生きているかのように感じられたのです。 それぞれの思想が、ひたむきさが、共存しあえたひととき。 そしてそれを引き裂く戦争。 本当に大切な事は何? いろんな事が私自身の胸の中で爆発するようなラストでした。 鸚鵡でなくとも「もう十分だ!」と叫びたくなる。 そしてこの物語が、私たちに託す物の存在もしっかりと感じ、本を閉じました。 「家守綺譚」を読んだ後に読むと、隠された繋がりもあって面白いかも。
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
怒涛のラスト,
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レビュー対象商品: 村田エフェンディ滞土録 (単行本)
物語の始まりとは考えられないくらい、ラストが衝撃的でした。彼らの存在は、このラストシーンがあるからこそ、強く激しく心に残ります。 こうして異文化に触れ、激動の時代を生きた人はきっと居たに違いない…。 それに比べ、自分は今何をしているのか。 色々と考えさせられるお話でした。 時代と場所を越えて、強く結びつく友情に憧れます。
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