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村上春樹全作品 1990~2000 第1巻 短篇集I
 
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村上春樹全作品 1990~2000 第1巻 短篇集I [単行本]

村上 春樹
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

●日本初発表 「青が消える(Losing Blue)」収録
●全篇加筆訂正
●著者による書下ろし「解題」入り

『TVピープル』は位置的に見て、僕にとっては重要な意味を持つ短編集である。内容的に、というよりはあくまで位置的に。個人的に。――(「解題」より)

内容(「BOOK」データベースより)

日本初発表「青が消える(Losing Blue)」収録。全篇加筆訂正。著者による書下ろし「解題」入り。

登録情報

  • 単行本: 318ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/11/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061879413
  • ISBN-13: 978-4061879416
  • 発売日: 2002/11/21
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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43 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
新しい声 2002/11/26
By yass
形式:単行本|Amazonが確認した購入
単なる全集ではありません。リライトされた文章は、単行本と比べてみるとよくわかります。そぎ落とされたり。加えられたり。レイモンド・カーヴァーみたいに色々なバージョンが存在するようになるのかもしれません。
彼の新しい声は、ここにもあります。長編作家・村上春樹さんのつぶやきに耳を傾けたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
誤植見っけ! 2010/6/24
By るるやま・かおる VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
第3刷をもっているんだけど、P62のうしろから9行目、(といういささか大仰な表情を許していただきたいのだが)は(〜大仰な表現〜)の誤りですね。「我らの時代のフォークロア」のなかにありました(この作品集のなかで一番いい作品だと思うけど)。
1990〜2000の10年間の作品を集めているはずだけど、Jプレスの広告に掲載された、村上氏が「ひょひょいのひょい」と呼ぶ短いフィクションは1980年代後半に書かれたもの。当時、広告として安西水丸氏のイラスト込みで読むと面白かったんだけど、こうして文字だけになると、面白みが減る。基本的にこういうナンセンスものは好きだけど。ただし、これら「ひょひょいのひょい」は単行本化されていないので、こうして作品集に収めるのには意味がある(しかし、なんで前回の作品集「1979〜1989」に入れなかったんだろう。時期的にはそちらのほうなのに。ま、いいけど)。
やはりこの作品集で価値があるのは、著者による「解題」。20ページにもわたっていて、興味深い。きっとそのためだけに買っても意味があるだろう。前回の作品集では、「解題」が小冊子になっていて本に挟み込まれていたが、今回は本の巻末に収められている。
前回と今回の作品集のために書かれた「解題」が「村上春樹、自著を語る」という形で、1冊の本になるといいな。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
短篇集「TVピープル」と「夜のくもざる」所収の作品を中心に、日本初発表の「青が消える(Losing Blue)」などを所収。他の全集収録作品と同様、全篇加筆訂正されたうえに、巻末に著者による詳細な解題が付いています。

「TVピープル」は、位置的に重要な意味を持つ、と解題で村上氏は述べていますが、たしかに氏が得意とする一人称(僕)でなく、三人称で書かれた作品や実験的な要素が含まれる作品があるなど、それまでの氏のスタイルとは違った雰囲気を感じます。主人公自身(僕)のことよりも、他者との関係性にすこしずつ重心が移ってきている、また不快なものの描写などを積極的に行なっているように思われます。その後の「ねじまき鳥クロニクル」や「海辺のカフカ」の高みに至るための重要な通過点だったのでしょう。その意味で興味深い作品群です。所収の作品では、個人的には「我らの時代のフォークロア――高度資本主義前史」が一番好きです。

「夜のくもざる」は、もともと広告のために書かれた極短篇小説集で、村上氏はそうしたフィクションを「ひょひょいのひょい」と呼んでいる、と解題に書いていましたが、まあ何か深遠なものを得る、というよりは文章を楽しむ、という感じの作品群で、リラックスして読めます。ファンであれば、いつかは買ってしまうアイテムと言えそうです。

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