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李白と杜甫 (講談社学術文庫)
 
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李白と杜甫 (講談社学術文庫) [文庫]

高島 俊男
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

飄逸と沈鬱――李・杜の全く異なる詩の境地同時代を生き、同様に漂泊の人生を送った李白と杜甫。二人の生涯の折々の詩を味読し、詩形別に両者の作品を比較考察。李白と杜甫の詩を現代語訳で味わう試みの書

内容(「BOOK」データベースより)

中国唐代は高名な詩人を輩出したが、なかでも李白と杜甫はひときわ強い光を放っている。七四四年、この両者は唐の副都洛陽で世に名高い奇跡的な邂逅をした。本書は、この時から一年余の交遊を振出しに、広大な中国全土を旅から旅へと明け暮れた二人の変転きわまる生涯をたどり、さまざまな詩の形式ごとに李・杜を比較、考察する。現代語訳をこころみ、李白の奔放、杜甫の沈鬱を浮彫りにした意欲作。

登録情報

  • 文庫: 368ページ
  • 出版社: 講談社 (1997/8/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061592912
  • ISBN-13: 978-4061592919
  • 発売日: 1997/8/8
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
第4章「李白の文学と杜甫の文学」が最も読みごたえがありました。作品がどういう風に優れ、どう読むとより楽しいのかということを情熱的に語っているからです。特に杜甫が「詩でしかうまく自己表現できない」「なんでも詩にしてしまう」という記述は面白いと思いました。

次が1章の「出合い」でしょう。よく考えてみると、従来の評伝では李白と杜甫の年齢差、出会ったときの顔があまりイメージされず、「偉大な詩人二人の出合」という形式ばった記述しかなかったような気がします。杜甫が永くしつこく李白を敬慕していたことがありありと浮かび上がってくるように感じました。

一方、2章と3章の伝記部分は、ちょっとひっかかるところが多いように思います。かなり異論を立てる人もいるのではないでしょう!か?
1200年も前の外国の詩であることを、なんとなく再認識してしまう本でした。

ところで、この本が最初に出た1972年には郭沫若の同名の本「李白と杜甫」が須田禎一訳で講談社から出版されています。原書は1971年11月、人民文学出版社刊行ですから、ちょうど日中で平行して同様な本が書かれていたわけです。こちらも面白い本ですが、なにせ文革前後ですから、「どちらが人民に近いか」「封建的か」とかいうスタンスが露骨で高島さんなら指弾するところかもしれません。

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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 中国文学史上にさんぜんと輝く2人の大詩人。その2人のキャラクターを、史料に基づいて生き生きと再現させ、「ネアカ李白とネクラ杜甫」の言葉で代表するように、2人を見事に対比させながら、文学の本質に迫っている。文章は非常に簡潔かつ平易で、まるで目の前で講談を聞いているような楽しさも味わえる。漢詩をとっつきにくいと感じていた人も、この本でぐっと身近に感じられるはず。
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