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杉下右京の事件簿
 
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杉下右京の事件簿 [単行本]

碇 卯人
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

テレビ朝日の大人気ドラマ『相棒』のオリジナル小説。警視庁特命係の杉下右京が事件に挑む。舞台は、スコットランドと奄美大島。偶然訪れたスコッチ蒸留所で遭遇する密室殺人。目撃された「巨人」とは? 奄美沖で座礁した船で捕らえられた麻薬密輸犯が逃亡。しだいに浮かび上がる本当の狙い、そしてアクション。「静」と「動」の2編で、右京の推理が冴えわたる。ドラマでも映画でも見たことのない杉下右京がここに!

内容(「BOOK」データベースより)

休暇で訪れたスコットランド。小さいながらも伝統あるウイスキー蒸溜所で右京は、「50年物」スコッチの蔵開きに立ち会うことに。当日、蔵をあけるとそこには、樽の中に閉じこめられた瀕死の職人が。10年前に続く、密室殺人。ふたつの事件の共通点に注目する右京…(第1話 霧と樽)。麻薬密輸犯の護送を依頼され、奄美大島に出張した右京。暴力団幹部の犯人は、ともに逮捕された中国人船員とともに逃走する。逃げ込んだ山では、奄美に伝わるイタズラ好きの妖精「ケンムン」の目撃情報が。海に囲まれた島から、強行突破を図る犯人。本当の狙いを見抜いた右京が追う…(第2話 ケンムンの森)。「相棒」オリジナル小説。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/11/5)
  • ISBN-10: 4022507896
  • ISBN-13: 978-4022507891
  • 発売日: 2010/11/5
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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話は(第1話)「特命係」が廃止され、
       相棒である亀山薫が運転免許試験場に左遷中にスコットランドでの杉下右京

  (第2話)亀山が辞職しサルフィンへ旅立った後の奄美大島で応援捜査の杉下右京

2部構成です。

右京さんといえば「英国」というイメージなので期待しましたが、
個人的には2話目の奄美篇のほうがおすすめです。

どちらも現地にある「伝説の怪人」がでてきますが相変わらずさえわたる右京さんです!
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ザ・テロル トップ1000レビュアー
 今年で放映10周年を迎え、ますますその人気に拍車をかける大ヒットドラマ『相棒』。本書は主役である杉下右京が単独で事件に挑む二部構成によるオリジナル小説となっている。

・ 休暇で訪れたスコットランドを舞台に偶然滞在先で起こったスコッチ蒸留所における密室殺人の謎を解く――第1話『霧と樽』
・ 出張先の奄美大島で護送予定の麻薬密輸犯が逃亡した事から捜査に加わり、次第に浮かびあがる犯人の本当の狙いとは――第2話『ケンムンの森』

 時系列としては第1話は、『season2』(第1話『ロンドンからの帰還〜ベラドンナの赤い罠』)の休暇でイギリスに滞在していた時期の物語(注:当時の相棒・亀山薫は警視庁の運転免許試験場に勤務)で第2話は『season7』で亀山薫の退職後(第9話『レベル4〜後篇・薫最後の事件』)から新相棒・神戸尊が着任する (最終話『特命』)までの空白期間に起こった時期の物語となっている。

 名探偵・シャーロック・ホームズを産んだイギリス(スコットランド)を舞台に右京以外は全員が現地人(英国人)という異色の設定の中で右京がホームズばりの名推理を働かせて事件解明に挑む活躍を描いた第1話や奄美大島で逃亡した麻薬密輸犯を追跡中に起こる足取りと不可思議な事件について犯人の痕跡を基にその一連の謎と密輸犯の真の目的を右京の優れた頭脳が解明する第2話などどちらも杉下右京の特徴を捉えた読み応え充分の内容である。できればどちらも映像化(特に第1話)されてほしい。

 本作ではスコットランドと奄美大島の2つの舞台で優れた名推理を働かせる名探偵的な杉下右京の一面を描いた内容となっているが、『相棒』の優れている所はそれに留まらず、右京の直情的な物事の考え方(例え警察内部で不正が揉み消されるような事項でも真相を明らかにしようとする性格)や警察組織において立場上不利になろうとしても決してぶれる事のない頑なまでの強い意志が杉下右京というキャラクターや『相棒』という世界観を面白くしている大きな要因である。

 その意味では私自身、時には杉下右京という人物についていけない事もあるがそうした細かな人物設定があって『相棒』が大きな広がりを見せる魅力となっているのだろう。
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By makku
話し方とか、立ち居振る舞いなどは、まさに杉下右京!
鋭い観察眼などもそのままです。

しかし、第一話のスコットランド編は微妙でした。
まず、キャラクターがイマイチ立っていないので、
誰が誰だかわからなくなりました。
また、トリックがその土地・舞台に深く関わっているのですが、
場面のイメージもやや難しかったかなと思います。

第二話は舞台を日本・沖縄に移して、スピード感のあるストーリーです。
こちらはシンプルであり、かつ犯人との駆け引きが展開されるので、
読みやすく、相棒らしい内容だったと思います。

が、相棒ファンであればすんなり読めるような気はしますが、
特に好きではない方にとっては、
これといって特徴のないミステリと捉えられるかもしれません。
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