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杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
 
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杉の柩 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) [文庫]

アガサ・クリスティー , 恩地 三保子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

婚約中のロディーとエリノアの前に現われた薔薇のごときメアリイ。彼女の出現でロディーが心変わりをし、婚約は解消された。激しい憎悪がエリノアの心に湧き上がり、やがて彼女の作った食事を食べたメアリイが死んだ。犯人は私ではない!エリノアは否定するが…嫉妬に揺れる女心をポアロの調査が解き明かす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスティー,アガサ
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

恩地 三保子
1917年生、1938年東京女子大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 409ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/5/14)
  • ISBN-10: 415130018X
  • ISBN-13: 978-4151300189
  • 発売日: 2004/5/14
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
クリスティの後期の作品には、推理小説というよりラブストーリーかサスペンスとして優れた作品が多いように思います。この作品も、殺人の容疑者である女性のモノローグから物語が始まり、丁寧な心理描写がなされます。ラブストーリーとしても面白くサスペンスとしても一流だと思いました。

エリノアは、幼馴染の婚約者が心を移した娘メアリーを毒殺した容疑で逮捕されます。全ての状況が彼女の犯行を証明しているかのような状況の中、彼女の無実を信じる医師の依頼でポアロが捜査に乗り出します。証言者のうそを見抜き、そのうそから真実を導き出すポアロの手並は見事です。

いつものポアロの得意な謎解きの披露は、この作品では裁判の場面の中で明らかにされていきます。さすが劇作も多いクリスティ。まるで映画か舞台を見ているような演出です。

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23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pinky
形式:文庫
文庫の旧版をボロボロになるまで読み、挙句の果てに原書にまで手を出し、長年はまっていた作品、最近また改めて再読しています。(ちなみにデイヴィッド・スーシェのTVドラマのDVD化も)
元々ポアロ物は全部読破しているのですが、この話は他のクリスティの名作といわれる軒並みの作品群を何故か押しのけ、私にとってはクリスティNo.1の作品です。

それはやはり女性心理の細やかな描写と希望の見えるエンディング、即ちクリスティ女史ならではの女性特有の叙情性が出ているからではないでしょうか。(謎解きオンリー・最重視の方、また男性には他作品の方が良いかも、ですが・・・)勿論殺人等の事件は起こりますが、恋愛小説としての側面がかなりのウエイトを占めているのです。
恩地三保子さんの訳も、原書に忠実で丁寧な訳だと思います。犯罪のトリック自体は毒薬が使われたりと、定番のアガサ節なのですが。

いつもは主役級であるポアロは中盤迄出てこず、逆に最後まで裏方の感があります。しかしこのストーリーにおいてはいい按配であると思います。ここでのポアロは実に優しい。特にDr.ロードをサポートし、最後に諭す場面など・・・。

この原作を読むと、TVドラマはどうしても薄味の感を拭えませんが、やはりクリスティの長編を忠実かつ繊細に映像化するのは難しいという事でしょう。
逆にスーシェのTV版を観ただけという方には、是非原作を読んで頂きたい。映像化しきれない描写が一杯で、脳内妄想が膨らみます(笑)。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
隠れた名作 2007/1/31
形式:文庫
アガサ・クリスティの和訳されている小説は全て読んでいますが、私の中では、この作品はベスト5に入る名作です。地味で登場人物も非常に限られていながら、単なる田舎町の殺人事件ではなく恋する乙女の心情も綴られています。いつもながらのポアロの冴えた推理。ヒロインの明るい未来も暗示されていて、推理小説としてとらえず読んでも面白いのでは・・・と思います。
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投稿日: 16か月前 投稿者: シーラカンス
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投稿日: 2009/8/8 投稿者: リンタロー
心理サスペンスの傑作
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投稿日: 2008/8/23 投稿者: としきぴ
恋する人にもぴったりの極上ミステリー
ぜひ、恋をしている人に読んでもらいたいミステリーです。ポワロものは全て読んでいますが、このお話がその中でも一番好きです。何度も読み返しては楽しんでいます。最後まで... 続きを読む
投稿日: 2008/2/26 投稿者: さぶくま
お得意のラブ・ミステリ。
クリスティーお得意のラブ・ミステリ。

これと、「ホロー荘」は双璧でしょう。... 続きを読む
投稿日: 2006/9/27 投稿者: inspiron
技が随所に光っている
1940年作品。法廷モノ・鋭い女性心理描写・幅広い毒と薬の分野の知識というクリスティーの得意技が随所に感じられる作品。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/13 投稿者: voodootalk
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